写真は、講義「教育実習事前指導」の一場面。来年8月に実施する「教育実習」に向けてその準備が始まりました。年々、学生たちの意欲が高まってきています。上昇気流に乗っているかのようです。こうした高まりが大学での一人一人の学びを豊かで実りあるものにしています。
このピアノテキストは小学校・幼稚園教諭免許および保育士資格の取得を目指す学生の音楽的知識や技能を習得するための教材として作成したものです(圭文社webサイトより)
教育学科からは、澤田悦子先生(幼児教育コース)坂田朋優先生(音楽コース)、伏見千悦子(幼児教育コース)、短大部からは橋本卓三先生、石田敏明先生が執筆しています。
大学の教員には高度な専門性が求められています。学生の皆さんには、身近な先生ですが、大学の教員には別の側面があります。それは研究者としての姿です。
例えば学会等で研究や研究論文発表、各種研究会の助言や研修会の講師、教員免許講習の講師、あるいは、このような本の執筆など高度な専門性を必要とする仕事です。
このサイトではこうした大学教育の仕事についても紹介しています。 (山崎正明)
この写真は、「造形美術概論」という講義で「トントンギコギコ図工の時間」というドキュメンタリー映画を見ている場面です。そこに出てくる小学生の姿を真剣に見る学生たちの姿を見て感激しました。学生たちはとても集中していてほとんど頭も動きません。映し出された小学生の姿を見守る姿は、優しさにあふれています。あたたかい学生の眼差し、こんなハートを持った人たちが先生をめざすって素敵なことだと思います。対面の講義がはじまりました。はやくこれを見た学生のみなさんの思いを聞きたいです。これからが楽しみです。
(山崎正明)
幼児教育コースのゼミ活動の様子です。
ローラーを使った絵の具の遊びです。学生たちは「楽しい」と言っていますが、この実感がとても大切です。今回の「楽しさ」はひたすら絵の具とローラーでいろいろなことを「試して」しながら「発見」しているところにあります。まさに幼児の感覚に近いです。幼児と違うところは、いい感じになってきたら、途中でやめて「作品」にしてしまうところです。
さて、こうした材料や用具をたくさんとことん使う体験は実際の「保育」にいきてきます。理屈ではわかっていてもできないことがたくさんありますから、こうした活動が大切なのです。
(密を避けるためにいつもより広い場所で活動しましたが、そのことが活動をダイナミックにしています。窓の換気で寒いですけど)
山崎正明
この写真は 札幌市私立幼稚園連合会主催の「就職フェア2020 ミライノトビラ」での様子です。
中央で笑顔で学生に説明しているのが、北翔大学幼児教育コースの卒業生です。こうした会で園の顔となりながら説明する役割を担っているのは、園から信頼される先生になっているからです。こうした卒業生の頼もしい姿に出会えるのも大学教員にとっての喜びです。
「幼稚園教育実習」の様子が、「札幌ゆたか幼稚園」のブログ「ゆたか日記」で紹介されます。そこには「教育実習生」を未来を生きていく子供たちのためという明確な視点が述べられています。本当にありがたいことです。
また、ブログ記事からも教育実習生がこどもの豊かな学びを引き出していることを評価していただいています。また、展示されている子どもの絵からその子その子とチョークの素材との関わり方から多様な表現が生まれていることがわかります。教育実習を終えた彼には次回のオープンキャンパスで、教育実習での学びを紹介してもらうことにしました。
3年生の教育実習〜学生が大きく成長する場です。
第2大麻こども園(近江さつき園長)に教育実習の訪問に伺ったときのことです、教育実習生の部分実習の場面を参観しました。一番上の写真は、子どもが新しい手遊びの形で「ワニだよ!」って実習生に教えているところです。それを聞く先生(実習生)は、こどもの話を心から興味を持って聞いています。こどもが工夫したとことや見つけたことを知って嬉しくなるので、いつの間にか笑顔になります。こどもと関わる様子が素敵でした。
学生に聞くと、いろいろ失敗するので、アドバイスをいただき、改善しているとのことでした。すごく勉強になりますと笑顔で答えていました。その姿から教育実習でいかに充実しているかが伝わってきました。
学生の良さを存分に引き出しながら、幼児教育の中で何が大切なのかその本質をご指導いただいている幼稚園の先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。学生も毎日の振り返りの時間がとても勉強になっているようです。確実に成長している学生の姿に触れると本当に嬉しくなります。
この記事の写真は近江園長のwebサイトへの掲載許可を得ています。
(山崎正明)
札幌市私立幼稚園連合会主催の「就職フェア2020 ミライノトビラ」が9/22(火・祝)開催されます。
例年、幼児教育コースでは、多くの幼稚園を知り、幼稚園での教育活動について学ぶため、1年次生から参加を促しています。実際に、就職フェアで話を伺った幼稚園にボランティアさせていただいたり、教育実習先、就職先となったケースも多くありました。
コース教員も参加していますが、卒業生に再会でき、活躍する姿を見ることができる嬉しい機会となっています。
幼児教育コース4年生は8月17日より「保育実習Ⅱ」として認定こども園・保育所で「保育実習Ⅲ」(施設実習)として児童発達支援センター・児童養護施設・障害児入所施設・児童会館などでそれぞれ実際の現場で学んでいます。
このコロナで厳しい状況でありながら、こうして学生を受け入れてくださる園や施設にも本当に感謝しています。学生たちはこれまでの各実習の課題を意識しながら一生懸命取り組んでいます。
子供と真剣に関わりながら、その中で見せる笑顔から充実した実習であることを感じさせてくれます。頼もしい4年生たちです。
札幌市に新しくできた「札幌市民交流プラザ」の「札幌市芸術交流センター SCARTS」ではその事業の一つとして「アートコミュニケーター」を育成しています。そのアートコミュニケーターの育成に北翔大学の山崎先生が関わっています。キーワードは「対話による鑑賞」「対話的な深い学び」「ファシリテーション」
8月25日から幼児教育コース3年生の「教育実習」がはじまりました。このコロナの中ですが、どの幼稚園も認定こども園も、予定通り学生を受け入れていただき、大変感謝しています。本当にありがたいことだと思います。
教育実習に向けてオンラインで「教育実習激励会」を開催しましたが、その中での学生の皆さんのそれぞれの言葉に、3年間の成長を実感しました。今度は実際の教育現場で多くのことを学び、ひとまわり大きくなって戻ってくるにことでしょう。
(山崎正明)
幼児教育コース岡健吾先生は、大学生のための「テキスト」を執筆しています。
これは教員養成課程の大学の「保育内容(健康)」の講義などで使用されています。岡先生はその中で主に6章・7章を執筆しています。
第6章では、「季節の遊び」の実践に際して、保育者に求められる解放する感性や社会に開かれた保育内容の重要性を解説しています。
第7章Ⅳ「遊びにおける指導案作成の観点と実践例」においては、「遊び」の連続から展開する指導案作成法と実践例を示しています。
学長の山谷敬三先生の著書を紹介します。
「学習コーチング学序説〜教育方法とコーチング・モデルの統合」(2012 風間書房)
書籍の概要(風間書房より)
「子どもたちの可能性を引き出す教育思想・実践をコーチング・モデルの視点から明確化。問答型コミュニケーションを軸としたスキルの提言を通して体系化を行う。」
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幼稚園の教育実習は3年生の8月からはじめますが、その準備として、2年生の時に導入実習を体験します。
実際に幼稚園に行って学びを深めるためです。
写真は 認定こども園 第2大麻こども園での導入実習の場面です。
近江(おおみ)園長先生から実習の心構えや幼児への関わり方についてお話いただいている場面です。学生の眼差しも真剣です。
このように教育学科では実際に教育現場と強く連携をしながら、教員・保育士の育成を図っています。
幼児教育コース3年生のゼミ活動をご紹介します。毎月1回、土曜日に江別市内の児童通所支援センターの子ども達が遊びに来てくれます。音楽遊びを中心に、体操や言葉遊び、運動遊びなどを行うので学生達はプログラムを考え、教材を準備します。ゼミ生の他にもボランティアで継続的に関わっている学生もいて、前に出て説明したり手本を示したりと子ども達との関わりを楽しんでいます。後には皆で反省会をして次回の活動に繋げます。学生の振り返りから抜粋します。
Mさん「音楽があることで言葉がなくても楽しく活動できると思いました。全体に伝わるような言葉がけをしたいと思います。」
Rさん「これまで先輩達の様子を見ていて、今回、初めて進行を担当しましたが、うまくできなかったので、もっと上手にできるようになりたいです。『音符列車』は音に合わせて体を動かすのでリズム感覚を養える遊びだと思いました。」
Yさん「前回よりも遊びを通して子ども達と深く関わることができました。また、子ども達は音楽遊びの時にリズムに乗っていて楽しそうだったし、サーキットの時にBGMとして聞こえてきた歌も一緒に歌いながら友達を応援していました。次回は時間を考えながら進めたいと思います。」
Sさん「子ども達の興味・関心を引き出すための言葉がけを意識して活動できました。ボランティア2回目でまだ慣れないことが多くあるので、一人一人のニーズに合わせた説明や援助ができるようになりたいです。」
Tさん「今日は、一人一人と関わることができました。音楽が始まると『よし、やるぞ』という気持ちになったり、曲が終わると切り替えがスムーズにできることに気づきました。」
Aさん「役割の中で積極的に関わり、子ども達から感想や次回にやってみたいことなどを聞くことができました。次回は、テンションが上がりすぎる子ども達への対応を工夫したいです。」
(伏見千悦子)
写真掲載については施設職員の方に許可いただいています。
幼児教育コース1年 A君の充実した夏休みの様子をご紹介します。4年制大学ならではの長期の夏休みは、資格取得の勉強や読書はもちろん、興味のあることに打ち込んだり、ボランティア、旅行など見聞を広めたりする機会でもあります。百聞は一見にしかず。自分から行動し、五感を働かせて感じ取ってきたことは得がたい経験になります。
(伏見千悦子)
「大学生になり、初めての夏休み。1年生は休み明けに提出する課題もたくさんありましたが、多くの自由になる時間があったので、実家に帰省し、幼稚園ボランティアへの参加に精力的に取り組みました。中学校のインターンシップで伺ったA園と、高等学校のインターンシップで伺ったB園、さらに伏見先生に紹介していただいたC園、合わせて3つの園に20回ほど訪問しました。
ボランティアではたくさんのことを学びました。まず、園によって教育方針や環境構成が異なり、各園の良さや違いなどを体験的に知ることができました。子どもたちとの直接的な関わりを通して、発達段階への理解を深め、先生方からは教育者としての苦労ややりがい、必要なスキル等を見聞し、考察を深めることができました。そして何よりも幼児教育者になりたいという思いをより強く持つきっかけにもなりました。
また、その中で自分自身の課題を見つけることができました。大きく分けて3つあります。1つは語彙を増やすことです。2つめは子どもへの指導のしかたを身に付けること、そして3つめは、気になる子どもに対する接し方を学ぶことです。これらを後期学生生活の目標とし、これからも大学の講義やボランティア活動に真剣に取り組んでいきます。
B園のインターンシップ時には年少クラスだった子どもたちが、今や年長と大きく成長して「お兄さん、お姉さん」と頼りになる存在になっていたことは大きな驚きでした。私も人として、そして幼児教育の道に進む者として、一歩一歩着実に成長していきたいです。」
幼児教育コース4年生の信山さんは、卒業研究のための調査研究の一環で安田侃彫刻美術館「心を彫る授業」に参加しました。
この日のためにイタリアから安田侃氏が直接指導されるという大変貴重な場に出会うこともできました。
Aiの時代だからこそ、人として大切にすべきことは何か、そんなことを考える時間になるでしょうという安田侃さんがお話されておられました。
(山崎正明)
大学教員の仕事は様々なものがあります。たとえば、この「北海道乳幼児療育研究会」では、幼児のための音楽療法を研究している伏見千悦子先生が、ワークショップを担当することを通して、研究の成果を教育現場で活かせるようにします。また、大学教員の研究の成果が大学の講義やゼミにも反映されていきます。ちなみに、この研究会には学生も参加できます。関心のある学生は伏見研究を訪ねてみましょう。
(山崎正明)
9/16(日・祝)、札幌市私立幼稚園連合会主催の「就職フェア」が開催されました。
多くのブースで「北翔大学出身の先生が本園で活躍していますよ」とお声がけいただきました。
また、新卒1年目の高木靖子さんと、勤務先である茨戸メリー幼稚園の出展ブースで再会しました。「子ども達に優しくて、とても頑張ってくれていますよ」と園長先生からのお言葉もいただき、嬉しく思いました。
以下、高木靖子さんが仕事についての様子を知らせてくれました。
(伏見千悦子)
「毎日6時に起きて7時40分には出勤して、掃除をしたり幼稚園バスに乗ったりします。
2学期は行事が多く、お遊戯会のダンスや衣装を考えたり、お店やさんごっこで何をするのか決めたりしています。また、もう少しで参観日があるため、指導案を書いて製作の準備を進めています。
初めてのことばかりで上手くいかないこともあるのですが、子ども達のかわいさと成長を感じながら過ごしています。」
9月22日のオープンキャンバスの幼児教育コースの北翔LABOは、美術教育が専門の山崎先生による「子どもの好きな造形表現を楽しもう」でした。
幼児の造形表現は、完成度の高い作品を作り上げるのが大切なのではありません。日常生活の中で、美しいもの、優れたもの、心を動かす出来事に出会い、感じる心が育ちます。そして、それらを思わず表現してみたくなり、様々な方法で表現しようとするそのモチベーションやプロセスが大事だと言われています。
そのことを、これから保育・幼児教育を学ぼうとしている高校生に、4歳児になったつもりで体験してもらいました。「自分たちが年長さんになった時に、新しい年少さんが園に入ってきます。その子たちが思わず笑顔になるように、保育室をお花いっぱいにしよう」というテーマで黒ペンで思い思いの花を描きました。
描いた後は、みんなの描いた花を見合いました。そこで、ちょっと刺激を受けたようです。
その後、チョークで色を塗り魔法のティッシュでこすると、最初の色を塗った時とは違う様々な色合いの花ができました。驚きと喜びを感じていました。
できたところでホワイトボードに並べ、保育室にたくさんのお花が咲き乱れました。描いた4歳児役の高校生が笑顔になるということは、園に入園した新入園児もきっと笑顔になることでしょう。
保育の現場で実際に実践されていることを体験し、ぜひこれから保育者を目指して学んでいってほしいと願う一日でした。
(工藤 ゆかり)
大学が果たす役割の中のひとつに地域への貢献ということがあります。その活性化のために北翔大学には「地域連携センター」があります。その地域連携センターがWEBで発信していますので紹介します。
私は認定こども園あけぼので3週間実習させていただきました。
この実習でたくさんのことを学び、たくさんのことを感じました。
まず、子どもに肯定的な言葉をかけることが大切であるということです。
私は無意識のうちに子どもに「早く片付けないと活動の時間短くなっちゃうよ」などと否定的な言葉をかけてしまっていました。
指導教官に「早く片付けたら楽しいことする時間たくさんできるよ」というように肯定的な言葉をかけたら良いと指導していただき、適切な言葉がけの在り方を学ぶことができました。
そして、部分実習や完全実習をさせていただくことで保育の難しさを感じました。
クラスの子ども全員に対して活動の説明をするときに、子どもの興味を維持したまま説明することができなかったり、予測していないことが起こると焦ってしまって臨機応変に対応できませんでした。
そのことから、活動の説明をする時には短く簡潔に伝えることが大切であるということを学びました。
また、保育者自身が活動の世界観に入り込み子どももその世界観に入り込めるようにして説明をすると子どもが興味を持ったまま説明を聞けるということも学びました。
さらに、事前の準備では、子どもの活動の予測をすることが大事だということを学びました。
指導案を書きながら、様々なことを予測しシュミレーションもしましたが、もっと様々な子どもの行動を予測した方が良かったと感じました。
普段の保育の場面で子どもの行動を見ていたら予測できることはたくさんあるので、子どもをよく観察しあらゆることを予測して指導案を書くと、実際に保育をした時に焦ることはないと思いました。
また、予測していなかったことが起きても瞬時に臨機応変に対応する力が必要だということも学びました。
今回の実習で、上手くできなくて悔しかったことや、反省することがたくさんありました。
しかし先生方がたくさんアドバイスを下さり、良い部分を褒めて下ださったので、アドバイスしていただいたことはこれから改善していけるように、
褒めて頂いた部分は伸ばしていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
実習をさせていただき保育の大変さや難しさをたくさん感じましたが、保育をすることの楽しさ、子どもと関わることの楽しさを1番に感じることができました。
そして、私も指導して下さった先生方のような保育者になれるよう頑張ろうと強く思いました。
今回私は、白石幼稚園にて3週間の教育実習をさせていただきました。
この実習を通し、こどもの心に寄り添い、こども達が何を求めているのか、何に困っているのかなど、思いを汲み取ることの大切さを学びました。
年齢によっては言葉で伝えることが難しいため、その状況だけで判断するのではなく、なぜこのようになったのかという子どもの思いを受け止め、導くこと。
けんかをしている場面では、まずはこども達の様子を見守り、思いが行き詰まっていると感じたところで仲裁に入り、お互いの気持ちを代弁し、相手の気持ちを知り、納得できたところで解決に導くこと。
いつでも友達と仲良くすることだけが良いことではなく、けんかをし、友達の思いを知ること、優しさに触れること、痛み、悔しさを知ることも時には必要だと感じました。
そして、毎日少しずつ学んでいき、小さなねらいから大きなねらい・・・と日々の積み重ねで保育はできていると感じました。
こども一人ひとりによって育っている環境、性格、興味や関心は異なり、それぞれに応じた援助が求められます。
その難しさはありますが、何度も子ども達と向き合い、自分の援助がうまくいったときの達成感はとても大きく感じました。
さらに、毎日の出来事を書く日誌は、毎日やるからこそに意味がある、とても大切なことだと思いました。
2年間保育の基礎を学んだ上で実習を迎えたことで、保育の基礎知識だけでなく広い視野を持って実習に取り組むことができました。
優しく指導してくださった園の先生方、何でも相談し合える実習生の仲間と出会い、恵まれた環境で実習できたことへの感謝を忘れずにこれからも頑張っていきたいです。
保育士を取得するための保育実習は3回あります。3年次に保育所2週間と福祉施設2週間、そして
4年次に保育所もしくは福祉施設どちらかに2週間参ります。
今回私は、8月19日から30日までの10日間、保育実習Ⅱを光星友愛認定こども園にてさせていただきました。
保育実習Ⅰでも同じ園で実習をさせていただいたので1日の流れや0歳児から5歳児までの子どもの大まかな発達の様子は分かっているつもりでしたが、難しく感じる部分もありました。
今回の実習も全クラスの子どもたちと関わらせていただきました。2月の時は年度末に近かったためクラスの子どもほとんどが誕生日を迎えている状態でしたが、今回は前回より月齢が低い子どもとの関わりであったため、特に月齢によって差が出る0歳児、1歳児との関わりに課題が残る実習となりました。
0歳児、1歳児は言葉が十分に発達していない分、大人が子どもの表情や指さしなどから何を伝えようとしているのか読み取る必要があります。2日間の実習で子どもの性格や日頃の様子を理解して、子どもが伝えようとしていることを読み取るのはとても難しいことですが、出来るだけ思いを読み取ることができるよう保育者と子どもの関わり方を観察しながら実習に取り組みました。
1歳児は簡単な言葉でのやり取りが出来る子どももいました。しかし言葉が伝わっているだろうと思っていたばかりに、子どもの表情や細かな動きにあまり着目できませんでした。保育者からもっと目を見て言葉を丁寧に伝えると良いとアドバイスをいただいて、そこからは1歳児に関わらず、思いを聞き取ったり、伝えたりする時には子どもの目を見ることを特に意識しました。根本的なことだと思っていましたが、目をしっかり見ながら喧嘩の仲裁などをしてみると、今までよりも双方の子どもの思いを理解することができましたし、子どもも私の話を分かってくれたような気がしたので、大切なことなのだと改めて学びました。
2歳児以上のクラスでの実習では、前回の実習で課題としていた子ども同士の喧嘩や言い合いがあった際の仲裁や対応を自分なりに考えて実践することが出来ました。また、遊びや運動会の練習に参加しない子どもに対してもどう言葉を掛けたら意欲的に参加したくなるかを考えて接しました。様々な方法で子どもと接してみましたが、まずは子どもが何を考えているのか聞き取ったり、自分の考えを伝えられない子どもには思いを代弁したりして、子どもの考えに共感の姿勢を示すと、初めは実習生だからと私と目も合わせてくれなかった子どもも、次第に私の話を聞いてくれたりしたように思います。その上で子どもが意欲的になるような言葉掛けをしたり、提案をしたりをするのは、まだまだうまくいかない面もありましたが子どもの思いを受け止めて、その思いを共感することがなによりも求められることなのだと思いました。
今回の実習は学生生活最後の実習でしたが、基本的な子どもとの関わり方を改めて学ぶ貴重な体験となりました。
この体験を生かし、残りの学生生活で学びを深めて春から保育士として働けるよう頑張っていきたいです。
ソニー幼児教育支援プログラム優秀園審査員特別賞を受賞されたもいわ幼稚園での実践提案研究会に参加させていただきました。
もいわ幼稚園では、『自分の力や考えに自信をもち、前向きに行動する子ども』を育むことを目標に保育を進めていました。
まず、先生方全員がこの目標を深く理解して実践している様子が、保育の様々な場面から感じられました。
この共通理解があることで、一人ひとりの子どもに応じた保育をすることができているのではないかと思いました。
また、何事も子どもに決定権を委ねている場面が多くありました。例えば、「なんで?」「どうしたい?」「ふしぎだね!」などという問いかけが多く見られました。
活動の後には子どもがクラスのみんなの前でどのような活動をしたかを発表していました。
このような問いかけや活動を通して、子どもたちは自分で考えて行動したことをを他者に認めてもらい、自信を持てるようになるのだと感じました。
さらに、保育者と子どもの信頼関係が強いと感じました。
子どもがやりたいと思ったことは積極的に取り入れ、全力でサポートしているように見られました。
例えば、外遊びでは水路作りや虫採り、また一見危険に感じられる包丁を使った遊びなど様々な遊びに取り組んでいました。
これらは、保育者が子どもを信頼しているからこそ成り立つものだと思います。
子ども自身も保育者から信頼されているという自信をもち積極的に行動できるようになるのではないかと感じました。
今回の公開保育を通して、もいわ幼稚園の子どもたちの様子は一人ひとりが自由でありながらも、子ども同士の団結力がありとても良い雰囲気でした。
もいわ幼稚園で質の高い保育を見させてもらったことで、保育についてより一層興味を持てる良い機会になりました。
*画像についてはレポート作成にあたり、もいわ幼稚園笹山園長先生よりご提供いただきました。ありがとうございます。
園児3人と保育者がケーキ作りをして遊んでいました。園児がケーキにホイップクリームを乗せたいと言うのことで、石鹸を削り、泡を立て、しぼり袋に入れてしぼってクリームを作りました。
1人の園児が「先生、これもういい?」と自分の作っている泡を見せました。しぼり袋に入れるのに適しているかどうかを確認するためでした。すると保育者は「良いかどうかは自分で決めて良いよ」と答えていました。
別の園児は明らかに液体に近く、しぼり袋に入れてしまってもきっとポタポタと垂れてしまうであろう泡を持って、「先生これもうしぼりたい」と言うと、保育者は「いいよ」と答え、園児はしぼり袋に泡を入れました。
すると案の定、クリームはポタポタ垂れてしまいました。保育者は園児に「ポタポタ垂れてるからまだ絞れないね」と液体をボウルに戻させました。
これは「豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、わかったり、できるようになったりする知識及び技能の基礎」を育てる場面であると感じました。
ホイップクリームを作るには、固体に近い弾力性のある泡でなければ、ホイップクリームにはならず、液体に近ければしぼるどころかしぼり袋に入れてもポタポタ垂れてしまうであろうことは、保育者はわかっています。
だからこそ、子どもは答えを求めて保育者に訊ねたのだと思いますが、保育者はあえてそれを答えることなく子ども自身に判断させたのです。
結果、ホイップクリームにはなっていないことを失敗を通して学んでおり、子どもには失敗する経験も必要であるということを再確認しました。
この失敗を通しての学びで、「気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする思考力・判断力・表現力等の基礎」も培われるのではないかと感じました。
成功する体験が全てではなく、失敗して学ぶこともある。分かっている事柄でありましたが、実践することは容易ではないと考えます。
「成功」するも、「失敗」するも、自分で選択するからこそ価値があるのだとこの研修で学びました。
*画像についてはレポート作成にあたり、もいわ幼稚園笹山園長先生よりご提供いただきました。ありがとうございます。
劇団四季 ミュージカル「リトルマーメイド」を観賞しました。観賞する前から主人公になりきりポーズを決めています。後学期、ゼミでは、音楽劇に取り組みます。(澤田悦子)
教育実習にむけて準備をしている教育学科幼児教育コース3年生小川優月さんの報告です。
「私はずっとなりたかった幼稚園の先生になるために日々勉強に励んでいます。実践的な講義もあるので楽しいし自分のスキルアップになっていると感じています。講義で教わった製作やピアノの練習など家でもできることを見つけて頑張っています。
そして私にとってとてもいい経験になったのが幼稚園でのアルバイトです。1年生の頃から行かせていただき、実際に先生と子どもの関わりを観察したり、子どもと関わったりしてどういう風に子どもと接したらいいかを学びました。他にも講義やゼミ活動で様々な幼稚園に行き、たくさんの先生や子どもと関わり、自分に吸収したいと思う先生の言動や自分もこうなりたいと思う部分がたくさんあり、理想の先生になれるように今頑張っています。
もう少しで幼稚園実習があります。
少しでも成長できるように、少しでも理想の先生に近づくように頑張りたいです。」
幼児教育コースのゼミ活動では、幼児教育の現場をはじめとして、様々なフィールドに出かけて学びを広げ、深めています。
ここでは山崎ゼミで行った「石山緑地」「札幌芸術の森」での活動を紹介します。この活動は知識を得るための勉強ではなく、美術文化の面白さや不思議さを実感として味わう楽しい活動になるようにしています。(写真参照)
なお、石山緑地では幼児たちが楽しそうに遊んでいました。
7月12日に、幼児教育コースの工藤ゼミの3年生と2年生の有志で、札幌市立中央幼稚園に伺いました。子ども達と一緒に製作遊び、リレー、踊り、基地づくりなどをして遊びました。
子どもの発達について理解を深めたり、遊びを通して子どもが育つ実践について保育の場面を通して学ぶことが出来ました。
また、お弁当前の一時、3・4・5歳児全園児が集まってくれ、2年生は手遊びを子ども達に教えました。
3年生は「忍者の50音」の踊りを披露し、折り紙で製作した手裏剣を飛ばして子ども達にプレゼントしました。現場に出向いて、保育実践力を高めることが出来ました。
工藤 ゆかり
7月13日(土)今年度の「2年生・芸術鑑賞会」は、劇団四季のミュージカルを鑑賞しました。芸術に触れながら感性を高めることも大切にしています。
保育内容指導(表現)の講義の様子です。
いろいろな楽器で音づくり、即興演奏を行いました。
使用楽器:前列左からカスタネット、ホールドカホン、
後列左からパーランク、ジャンベ、トゥバーノ、カホン、鉄琴、木琴です。
(澤田悦子)
「保育内容(環境)」で幼児教育のビデオを見ている学生の皆さんのその「まなざし」がとってもあたたかいのです。このような若者が先生を目指しているということが素敵です。
文部科学省が 図画工作で扱う「材料や用具」について、公開しています。このサイトはとっても詳しいのに、とても見やすくわかりやすいです。現場の先生がたが授業を通して得たノウハウがぎっしりと詰まっています。
内容の充実度からも強くおすすめします。
(山崎正明)
2年生の講義「保育内容(表現)」での音楽遊びの場面です。学生のみなさんは、積極的に音楽遊びに取り組んでいます。この時間は内容は伏見先生がニューヨークで学んできたダルクローズ音楽理論をベースにしています。それにしても、学生のみなさんの表情の素晴らしいこと!先生になったときに、音楽を思い切り楽しむ子どもたちがうまれてくるでしょう。
(山崎正明)
新しい学習指導要領は、どのような特徴があるのか、文部科学省が YOUTUBEで説明しています。教育学科のみなさん、将来先生を目指している高校生に、オススメの内容です。
北翔大学内には「地域連携センター」というものがあります。これは大学と地域の結びついて、地域も大学も相互に活性化していくためのもです。
地域との連携はセンターを通したものばかりではなく、たとえば大学の研究室と直接連携しているものもあります。
このチラシの同時開催に「キミのアトリエ」というものがありますが、これは教育学科の山崎研究室の取り組みになります。
また学生のボランティアでの活動もあります。
幼児教育コース4年生の「教職実戦演習」という講義の中で、今回教育要領等で示された「幼児期の終わりまでの育ってほしい姿」をもとに、幼稚園ではどのような教育学をしていくべきかを考えました。左の写真は、グループによる発表を聞いているところです。
この聞いている感じが、すごく素敵でした。真剣であたたかく優しい眼差しです。4月から先生としてどのような活躍をするのか、とても楽しみです。
(山崎正明)
2年次科目「こどもの表現あそび」「こどもの言葉あそび」履修学生が、もいわ地区センタークリスマス会の企画・運営をしました。パネルシアターや歌と踊り、ゲーム、ミュージックベル&トーンチャイムの演奏をし、折り紙で作った手袋を地域の子どもたち一人一人に手渡ししてきました。担当を決めて準備していたので、時にはぶつかり合うこともありましたが、子どもたちのために心を一つにしてそれぞれが持てる力を発揮しました。以下は学生の感想です。
(伏見 千悦子)
《学生レポート》
中田百香さん
前日までは、楽器の演奏がうまくいくか、子どもたちと交流できるか不安もありましたが、当日は気持ちを落ち着けて音をよく聴くことを意識したり、自分から子どもに声をかけて一緒に楽しむことを心がけました。特に印象に残ったのは2歳くらいの女児が、最初は緊張して言葉も発しなかったけれど、手を繋いで過ごすうちに笑顔も増えて、楽しんでくれていたことです。これからはボランティアなどに参加して、子どもを引きつける技術を身につけたいです。
幼稚園教育実習を終えた3年生が、これまで大学で学んできた理論と教育実習などを通して実感として学びとったことなどをもとに「理想の幼稚園」を考えるというワークに取り組んでいます。
教育実習を終えているだけに話し合いも幼児の姿を思う浮かべてのため、リアルです。
理想の幼稚園をつくるにあたって、園の教育方針を決めるところからはじまりました。さすがです。
大学生が幼児教育の理想を語り合う、そんな北翔大学 教育学科 幼児教育コースのスタートです。
今回の研修では「造形遊び」を実施しました。想定は5歳児。「造形遊び」は「並べる」活動でもあります。幼児の自由遊びの中で自然に行われることもありますが、今回は、先生が園庭の片隅にさりげなく落葉を並べておいて、遊びを誘うようなことを想定しています。こうした活動を通して自然の美しさに気がつくようになっていきます。
北翔大学幼児教育コースでは1、2年生合同の宿泊研修を10月13日〜14日にネイパル砂川〜アルテピアッツア美唄で開催しました。初日は、野外炊飯や研修を行いました。
保育内容(言葉)を担当してくださっている非常勤講師の熊田広樹先生より、北海道乳幼児療育研究会のご案内をいただきました。興味のある学生は是非参加してください。貴重な学びの機会になりますよ。(伏見 千悦子)
「あなたは大学で何を学びましたか?」と問われたときに、その真っ先に来るもののひとつに「卒業研究」があります。いま4年生は様々な形で卒業研究に取り組んでいます。
例えば幼児教育コースの造形教育系のゼミではそれぞれが独自の研究に取り組みながら連携し合いながら研究をすすめています。
そのために、実際に教育現場(第2大麻こども園にはたいへん感謝しています。)に出向きながら研究をすすめています。
(山崎正明)
*本サイトでの写真掲載については第2大麻幼稚園から掲載許可を得ています。
9月30日 札幌で 札幌私立幼稚園協会主催の「ミライのトビラ 幼稚園教育フェア」が開催されました。
北翔大学の学生は4年生はもちろん、1年生、2年生も来ていました。
4年生にとっては就職を決めることにもつながる大事な場。そして1年生、2年生にとっては 幼稚園の先生から直接お話を伺える貴重な場。
これをきっかけに、幼稚園を見学させて頂くお話を決めてきた1年生、2年生もいます。
素晴らしいことだと思います。それは働く意味をより深く考えることにもなるでしょう。それはまた自分の生き方を考えることにもなります。
ちなみに左の写真は、2年生が幼稚園の先生のお話を伺っている場面です。
(山崎正明)
これから、いよいよ幼児教育に携わることになる卒業前の講義「教職実践演習」を紹介します。
第1回目は、幼児教育のよさや大切さ、魅力をあらためて味わうために、ある幼稚園教育の1年を描いた記録「あそんでぼくらは人間になる」をみんなで視聴しました。
その映像を見る4年生のまなざしから、優しさや真剣さを感じました。そのあとのグループでの話し合いも、自然な感じでいきいきと話していました。さすがだと思いました。
幼児教育コース 3年 柏野 唯花
(出身高校:札幌山の手高等学校)
8月20日から9月11日の3週間、そうせい幼稚園にて教育実習をさせていただきました。初めての実習ということで、
事前にエプロンシアター、手袋シアター、自己紹介のパネルシアターなどを製作し、実習に備えました。
最初の1週間目は、園の一日の流れや一人一人の子どもの実態を把握するのに必死でした。そのような中で、手遊びの部分実習をさせていただきました。手遊びの中にクラスの子どもたちの名前を呼ぶことを取り入れ、みんなの名前を呼ぶように繰り返し行ったことで、子どもたちが楽しめるということを体験できました。
2週間目には、部分実習をさせていただきました。自分が計画した遊びと子どもたちが行いたい遊びが違う場面があり、
戸惑いながらも子ども達のやりたいことを行うことにしました。子どもが興味・関心を持った遊びに主体的に取り組めるように保育者は臨機応変に対応するべきであることを学びました。
また、製作遊びでは作業手順を最初に全て説明すべきなのか、区切りながら進行すべきか迷いましたが、細かく区切りながら進行することで子どもたちが安心して製作することが出来ました。さらに、製作にかかる時間に個人差があり、早く終わった子どもへの対応を考えておく必要性を感じました。
3週間目には、完全実習で「フルーツバスケット」を行いました。ペープサートで果物クイズを行い、その後自分で
好きな果物を選びワッペンを作るところから始めました。「フルーツバスケット」のゲームは同じようなルールのゲームを
以前に行ったことがあったとのことで、鬼役になりたい子どもが多く、スムーズに遊びが進行しませんでした。過去の経験を把握し、ゲームの要素を難しくするなどの工夫をすべきであったと反省しました。
この実習を通して、多くのことを学ばせていただき、保育者になりたい思いが強くなりました。また、自分の課題も確認できました。
残りの学生生活で保育者を目指して学びを重ねていきたいと思います。
学ぶ意欲はあるのだけれど、ついていけるかどうか、心配。あるいは、こんなところをもっと伸ばしたい。そのような学生の皆さんのニーズに応えるための専門の教員が待っています。
北翔大学 幼児教育コースでは この就職フェアに行ったことがきっかけで、実際に就職先を決めるている学生が毎年います。もちろん、この場で決めるのではなく、ここでお話をすすめて、実際に園に見学に行って決めています。4年生以外の学生もおおいにおすすめします。
北翔大学が持っている北方圏学術センターには、北翔大学を中心とした研究グループがあります。その中の美術研究グループが、美術教育の中でも注目されている「美術による学び研究会」とともに8月2日3日に研究会を開催します。
大学生は参加無料とします。なお、研究内容ですが、未来を考えるうえでAI抜きには語れません。このように非常に重要なテーマにとりあげました。教育という仕事の尊さを実感できる研究会になると考えています。
(山崎正明)
土曜午前中に澤田ゼミ、伏見ゼミ生が中心になり、音楽あそびを行っています。ボランティアをしてみたい2年生複数名の参加もあり、賑やかなひとときになりました。先輩のパネルシアターやピアノ伴奏、活動の進行の仕方などから学びながら、子どもとどのように関わるのか悩み考える機会になったようです。
(伏見千悦子)
北翔大学幼児教育コース山崎ゼミが取り組んでいる「キミのアトリエ」今度は大学から、直接保育園に出かけてきました。
行った先は 勤医協ポプラ保育園の2歳児クラスです。
はじめての絵の具体験ということで、絵の具遊びをしました。
今回は、絵の具で何か描くということではなく、絵の具を遊ぶことを通して、その感触や行為を楽しむことがねらいです。(2歳児という年齢では自分で意図を持って表現するという活動にはなりません。ですから「絵を描く」ではなく「絵の具する」ということです。)こうした活動の経験が2歳児の世界を広げていきます。3歳児では、筆やローラーを使った遊びへと発展させていくことができます。
なお、使用する絵の具として、絵の具遊びをする上で、安全性の高く、かつ水加減もあまりせずにすぐ使えるものを選びました。「ぺんてる指えのぐ」を用意しました。
(写真掲載の許可は得ています)
高校生のみなさん、オープンキャンパスの幼児教育コース「体験授業」に、多数参加いただきありがとうございました。
大学生による「教育実習」のお話をさせていただきましたが、その中で「幼児教育で大切にすべきこと」などについて知っていただくことを意図していました。
参加された高校生のみなさんの感想をあとでみんなで読ませていただきました。深いところまで学び取っておられることに、大学生も確かな手応えを感じていました。次のオープンキャンパスは8月4日5日です。ぜひ、またいらしてください。
(画像掲載については、参加された高校生のみなさんの了解を得ています。ありがとうございます。)