教育学科幼児教育コースの卒業研究の中で絵本制作に取り組んでいる加藤さん、そのイラストレーションのあまりの素晴らしさに驚きました。初めてみた森の絵は、どこかのイラストレーターの絵を取り入れたと思っていたのです。(失礼!)
タブレットも無料のアプリでレイヤーなどの機能も駆使しながら、取り組んでいます。でも大切なのはなぜ、この研究に取り組んだかというねらいですが、そのねらいも明確です。
(山崎正明)
そこで、加藤さんの取り組みを聞かせてもらうことにしました。
卒業研究について
教育学科四年生 加藤純穂
「感性を育てる音楽表現遊び
〜音楽と感性との繋がり〜」
(研究テーマの設定理由)
実習やゼミナール活動で園見学に行った際に、子どもたちは明るく元気よく、表現の仕方や発想力など、感性がとても豊かに感じました。
また、子どもの遊びが展開しやすい環境の構成や子どもの思いが実現できるような保育者の援助が行われていました。このことから感性を育てることはとても大切だということを学び、私の得意な音楽と絵を描くことを活かした卒業論文に取り組むことを決めました。
(絵本について)
子どもたちが興味を持ちそうな「冒険」をテーマにしています。また、子どもが親しみを持ちやすい柔らかいタッチで描いたり、動物を登場させたりしています。子どもが気づく喜びを感じるような仕掛けも取り入れています。ストーリと絵の製作が完成したら効果音をつけ、導入ではピアノのメドレーを弾く予定です。全てが完成したら発表する予定でいます。
(物語の内容)
冒険の絵本が大好きな少年が夢の中で絵本の中に登場するカンガールに出会い、一緒に冒険をする内容です。