北翔大学を卒業生、保育教諭3年目(あいおいこども園)の羽賀裕希さんが、 ZOOMによる園の自主公開研修を開催しました。園内にとどまらず学生を含め一般の保育教諭なども参加したものです。もちろん北翔l大学の学生も参加しました。
その発表内容は卒業研究をベースとしており、非常に充実していました。何より、目の前の子供たちの姿からその良さや素晴らしさを見つけ、伸ばそうとする力に驚かされました。そこで、羽賀さんに、学生や高校生に向けて、一言書いていただくことにしました。
*以下に研修会の時のプレゼンを紹介します。
(幼児教育コース山崎正明)
《以下は羽賀裕希さんからのメッセージ》
僕は現在保育教諭として働いて今年で3年目になります。学生の頃の卒業研究では「造形活動における子どもの資質・能力に関する考察」という論文を書きました。
論文を書いているときは、参考文献となる書籍や論文を調べたり、実際に園に行って造形活動を実践し、それについて子どもの活動や造形活動について考察を行う日々でした。
今だから気づけることですが、まとまった時間の中で研究を行えることは学生ならではのことだと思います。
研究で考えたことや学んだことは現場で保育する上でも活きており、むしろその研究の成果である理論が保育実践や子どもとの関わりの根拠にもなっています。また、理論が現場での経験を踏まえてより深まっていることも実感しています。
現在卒業研究に取り組んでいる皆さん、またこれから研究に取り組む皆さん、初めてのことで不安や大変さを感じることもあると思いますが、自分で考え、選んだ研究は必ずこれからの自分の力になりますよ。応援しています。