北翔大学 幼児教育 コース 共に学び合う喜び

 本日「保育内容(表現)」の講義が終わりました。全員で講義の振り返りをおこないました。互いの顔を見ながら発表し合いました。学びあうことはとても大切で、おもしろいことです。さらに、この学び合うことを通して、この「幼児教育コースの仲間とともに学ぶことの喜び」を感じている学生もいます。素晴らしいと思います。単に、講義が楽しいからとかそんなことではなく、大学生活のあらゆる機会で、こうしたコースの雰囲気をつくってきたのだと思います。この写真の表情の見てください。一人の発表を本気で聴いています。こんな学生が北翔大学の誇りなのだと思います。以下に、講義を通しての感想を一部紹介します。

◯この講義は私にとって「ハッ」とする内容ばかりでした講義を受ける前と今では幼児の造形活動に対する考え方は全く異なるものになりました。幼児の造形活動において最も重要なのは「自由」と言うことだと思います。だからといって、子供の活動を、ただ単に自由にすることではなく、保育者や、周りの大人が幼児の造形活動のあり方をしっかりと理解した上で、よりよい環境構成を作り出す必要があると考えました。

大人になるにつれて子供の頃忘れがちになってしまいますが、そんな時ほど、大人でも絵をかいたりものを作ったりすることで、子供のように夢中になれるような気がしました。幼児でも大人でも造形活動の力は凄い。

人と接したり物事を考えるうちに目から目線なものの言い方や考え方が知らず知らずのうちに身に付いてしまいがちな大人ですが、子供の先を見るときにそんな目線は必要ない。この講義でたくさんの言葉を学ばせていただきました。一瞬一瞬の先生の言葉や学生のみなさんの言葉が私を成長させてくれました

 

 

◯私は絵がとても好きなので実際に子どもが描いたりする場面を見ることができてとてもよかった。子供の絵は自分がかきたいことをそのまま表現していて伝わる絵が多かった。純粋だからこそ描ける

絵があるんだと思った。

 講義の中で机をくっつけて全員で幼児のを見て発表している姿を見て幼教(幼児教育コース)の皆は本当に子供が好きなんだなぁと感じた。発表しているときの表情が笑顔でとても楽しそうだった。幼教全員で保育士や幼稚園教諭等の免許資格を取り卒業したい!!!ありがとうございました。

 

 ◯この講義では子供がとても楽しそうに笑を書いたり工作する映像を見せてもらいました。うらやましいなと思いました。こういった子供の思いや意欲を潰さない教育はどうやったらできるだろうと思ってこの講義を受けるようになりました。いま、それを少しは掴むことができるようになってきました。

 

◯この講義で子供の発想力や思考力もとても大切だと思いました。心豊かに子供たちが自由に描いたり作ったりする作品には楽しさやうれしさ等を感じ取ることがたくさんありました。私は保育所の時、作品を作ること工作が苦手で、皆より遅れて、家に持ち帰って作ったこともありました。その時できなくて、できなくて悔しくて泣いていたことを今でも覚えています。ですがこの講義を受講して、できなかったり作品の完成が遅くなってしまうのも1つの個性なのかなと感じました。(山崎補足〜実は遅くなるのにもその子なりの理由があるのです。子供の理由がわかると待つことの大切さもわかったりします。)

 

 

 

 

◯本(美育文化「ポケット」)などを読んで、先生の取り組み方の姿勢で子供の学びの質が変わることがよくわかった。

 

同じ講義を受けていてもそれぞれ学ぶことが違うので1人で学ぶことはもちろん、みんなで学び合うことが大事だと思いました。大学の中にいると実際の保育現場のことが学べないので幼稚園のビデオや子供が描いた絵はとても新鮮でした。勉強もたくさんしていかなければならないけれども子供と直接触れ合う機会も大事なのでボランティアなどに積極的に行き、子供との体験を積み重ねたいです

 

 

子供の絵は見ただけじゃわからないことがたくさんで、すごく発想豊かです。子供とのコミニケーションを通してどんな意図があってかいたものなのか聞いてみたいと思いました。保育士になっていろいろな子供がいると思うけれどそれぞれの子どもが描きたいと思えるようなものを提案してあげられるような先生になりたいと思いました

 

◯自分が幼稚園だったのはもう10年以上も前のことだし、その時の記憶はもうあんまりなくて、頼りになるのは今の子供の部屋活動の様子でした。この講義ではそういう機会が多く、また教育的な観点で見ることができたので面白かったです。きっとそういう観点で見なかったら子供の絵を見ても「すごいね」と言う表面的な言葉しか見つからなかったと思うし、それは子供の成長にも影響与えてしまうことを改めて感じました。先生の関わり方で、よくも悪くも子供の成長させていく凄く難しい仕事なのだと思いました。ですから、もっともっと広い経験をして、「引き出し」を増やしていきたいと思いました。そういう面ではこの講義は本当にためになったし、もっとこのように生の子供の作品を見る機会を作って欲しいと思いました。(山崎補足〜子供の感じたり、考えたりしていることが講義でより感じ取ってもらえる努力をしていきます)

 

 

◯保育内容表現の講義を受けてみて実習の前にたくさんのことを知りました。普段見れない子供の笑顔見れたのが一番嬉しかったです。子供がうれしそうに絵ををかいている姿が浮かんでいました。また、この講義はみんなの意見、感想が聞けるので、自分とは違うことが聞けて「そのようなこともあるんだな」と勉強になりました。みんなでテーブルに集まるというのは何故かワクワクして楽しかったです。子供も普通に座るんじゃなくて円になって座ったりしたほうが楽しさが増すのではないかと思いました。

 

(山崎正明)