初等教育コースの小杉ゼミでは、研究会に参加したり、ボランティア活動に取り組んでいます。その活動の振り返りとして、報告書をつくっています。
初等教育コースの小杉ゼミでは、美術館での鑑賞活動をしています。感性を磨く活動です。
「ウポポイ研修の報告」
初等教育コース 3年 長谷川 空良
2020年12月8日に教育学科の三浦ゼミは白老にあるウポポイに訪れました。
今回ウポポイに訪れた目的は、ウポポイでの体験やプログラムを通して、目標に沿って多角的に自分の考えをまとめることです。例えば、ウポポイは小学校教員を志す私たちにとっても将来、務めた学校の修学旅行などで訪れる可能性もある場所です。そのため、子どもたちに何を学ばせたいのか(目標)に沿って、させてあげたい体験やプログラム(自分の考え)をまとめることが大切になってきます。このように自分の立場、その時の目標、その目標に向かうための考えをまとめることが今回のゼミ研修の大きな目的でした。
ウポポイでの体験やプログラムは、新鮮なものもあれば、深く学べるものまで幅広く、用意されていました。そのため、子どもから年配の方まで幅広く学べる施設だと思いました。また、施設の係員の人たちも明るく、当時のアイヌの文化にのっとってそれぞれの係員に愛称がそれぞれ決まっていたり、簡単な挨拶やお礼などはアイヌ語を使っていたりなどアイヌの文化を身近に感じられる場所でもありました!
私たち参加した体験やプログラムはウポポイ研修のしおりの写真を参考にしてみてください。三浦ゼミのお絵描き大好きな人が一つひとつ書いてくれた最高なしおりです!ぜひ、見てみてください!
最後になりますが、今回のウポポイ研修に関わらず、この研修の目的の考え方は社会に出るうえで大切な考え方の一つなので三浦ゼミ一同今後の生活でも意識しようと考えています。
同時に将来担うであろう子どもたちのために活かしていこうとも考えています。このような場で報告させていただくことが初めてで拙い部分がたくさんあると思いますが、お読みいただきありがとうございました。
「教育実習を終えて」
初等教育コース 3年 大越 奎 (帯広三条高校卒)
私は令和2年8月24日から9月18日の4週間の間、教育実習を行いました。
私が教育自習で学んだことは、3つあります。
1つ目は、小学校の先生方の団結力の高さです。私は3週間目の木曜日の朝に熱を出してしまい、実習を中断せざるを得ない状況になってしまいました。その期間、自分が行うはずだった授業が3時間分残っていましたが、私の担当の先生方が他にもお仕事があるのに私の代わりに授業をして下さり、研究授業まで無事に終えることができました。
2つ目は、自分の信念をもって職務を全うされていることです。実習最終日に、子どもたちが私のために遊びを用意してくれましたが、用意した遊びが思ったように盛り上がらなく、クラスの友達に「つまらない」「せっかく先生の最後のお昼休みだったのに」と責められてしまいました。そのせいで、遊びを企画した子どもが泣いてしまい、自分は何も言葉をかけることができませんでした。しかし、担任の先生は教室に戻った後、クラス全員に泣いてしまった子どもにかけてあげる言葉は何だったのかを問い、きちんと学級を指導していました。私は担任の先生のように自分の信念を持ち、子どもたちに筋の通った叱り方ができるようになりたいと思いました。
3つ目は、社会科の授業の奥深さです。私は社会科の研究授業を行いました。大学で学んだ方法で、そのまま小学生に授業をすると、小学生には全くと言っていいほど伝わらず、初めは大学と現場とのギャップに困惑しました。そこで、先生に私の授業を見ていただき、アドバイスをいただきました。資料の出し方や発問の仕方などを工夫することなど、具体的にくわしくご助言いただきました。おかげさまで研究授業では子どもたちが主体的に学ぶことができる授業を行うことができました。
実習で学んだことを生かし、教採に向けて日々努力していきたいと思います。
幼児教育コース1年 A君の充実した夏休みの様子をご紹介します。4年制大学ならではの長期の夏休みは、資格取得の勉強や読書はもちろん、興味のあることに打ち込んだり、ボランティア、旅行など見聞を広めたりする機会でもあります。百聞は一見にしかず。自分から行動し、五感を働かせて感じ取ってきたことは得がたい経験になります。
(伏見千悦子)
「大学生になり、初めての夏休み。1年生は休み明けに提出する課題もたくさんありましたが、多くの自由になる時間があったので、実家に帰省し、幼稚園ボランティアへの参加に精力的に取り組みました。中学校のインターンシップで伺ったA園と、高等学校のインターンシップで伺ったB園、さらに伏見先生に紹介していただいたC園、合わせて3つの園に20回ほど訪問しました。
ボランティアではたくさんのことを学びました。まず、園によって教育方針や環境構成が異なり、各園の良さや違いなどを体験的に知ることができました。子どもたちとの直接的な関わりを通して、発達段階への理解を深め、先生方からは教育者としての苦労ややりがい、必要なスキル等を見聞し、考察を深めることができました。そして何よりも幼児教育者になりたいという思いをより強く持つきっかけにもなりました。
また、その中で自分自身の課題を見つけることができました。大きく分けて3つあります。1つは語彙を増やすことです。2つめは子どもへの指導のしかたを身に付けること、そして3つめは、気になる子どもに対する接し方を学ぶことです。これらを後期学生生活の目標とし、これからも大学の講義やボランティア活動に真剣に取り組んでいきます。
B園のインターンシップ時には年少クラスだった子どもたちが、今や年長と大きく成長して「お兄さん、お姉さん」と頼りになる存在になっていたことは大きな驚きでした。私も人として、そして幼児教育の道に進む者として、一歩一歩着実に成長していきたいです。」
幼児教育コース 3年 船田 正峰
私は先日のオープンキャンパスのオープニング・アクトにて、自身がギターを務めるバンド「Bailey’s」でオリジナル曲を演奏させて頂きました。
自分が高校3年生の時に、オープンキャンパスで軽音サークルのLIVEを見ました。そして、今度は自分自身が見せる側になることができ、とても嬉しかったです。自分が感じたような格好良さを今の高校生に伝えたいと思い、全力で演奏しました。演奏し始めは少しアウェイ感があったものの手拍子してくれる人がいたりでとても楽しく終えることができました。自分が高校3年生の時に感じた気持ちを持ってくれる高校生が少しでもいたらいいなと思います。
「Bailey’s」 は2017年夏頃に結成したバンドです。4人とも教育学科で、自分は3年生であり、あとの3人のメンバーは4年生の先輩方という構成で2年近く活動しています。
今年、4月から参加していた「Mudia」というライブグランプリに「Bailey’s」で参加し、見事北海道代表にまで勝ち上がりました。そして、東京の2000人規模のEXシアター六本木というライブハウスでLIVEしてきました。このライブイベントや音楽活動を続けていて得たものは「人との繋がりの大切さ」でした。私たちは楽器が特別うまいわけでもなく、曲がとびきりいいわけでもありません。今まで4人で音楽活動を通じ、関わってきた人達や、先輩後輩、家族や友達、周りの人に支えられてできた東京でのLIVEでした。あんなにも私たちを応援してくれる人がいる、それは普通ではないということに東京でのLIVEを終えて気付きました。だからこそ、応援してくれた人達には感謝しなきゃいけないし、「Bailey’s」の音楽で恩返ししなければいけないなと思いました。
今後、「Bailey’s」はまだまだ大きくなるつもりです。それも「Bailey’s」だけでは大きくなれないのも学びました。だから、周りの人が少しでも「Bailey’s」いいな、応援したいなって思ってもらえるようなバンドになっていきたいと思っています。毎回のステージを、期待を裏切らないようなステージにしていこうと思います。周りの人に支えられているということを忘れず、活動を続けていこうと思います。
私は認定こども園あけぼので3週間実習させていただきました。
この実習でたくさんのことを学び、たくさんのことを感じました。
まず、子どもに肯定的な言葉をかけることが大切であるということです。
私は無意識のうちに子どもに「早く片付けないと活動の時間短くなっちゃうよ」などと否定的な言葉をかけてしまっていました。
指導教官に「早く片付けたら楽しいことする時間たくさんできるよ」というように肯定的な言葉をかけたら良いと指導していただき、適切な言葉がけの在り方を学ぶことができました。
そして、部分実習や完全実習をさせていただくことで保育の難しさを感じました。
クラスの子ども全員に対して活動の説明をするときに、子どもの興味を維持したまま説明することができなかったり、予測していないことが起こると焦ってしまって臨機応変に対応できませんでした。
そのことから、活動の説明をする時には短く簡潔に伝えることが大切であるということを学びました。
また、保育者自身が活動の世界観に入り込み子どももその世界観に入り込めるようにして説明をすると子どもが興味を持ったまま説明を聞けるということも学びました。
さらに、事前の準備では、子どもの活動の予測をすることが大事だということを学びました。
指導案を書きながら、様々なことを予測しシュミレーションもしましたが、もっと様々な子どもの行動を予測した方が良かったと感じました。
普段の保育の場面で子どもの行動を見ていたら予測できることはたくさんあるので、子どもをよく観察しあらゆることを予測して指導案を書くと、実際に保育をした時に焦ることはないと思いました。
また、予測していなかったことが起きても瞬時に臨機応変に対応する力が必要だということも学びました。
今回の実習で、上手くできなくて悔しかったことや、反省することがたくさんありました。
しかし先生方がたくさんアドバイスを下さり、良い部分を褒めて下ださったので、アドバイスしていただいたことはこれから改善していけるように、
褒めて頂いた部分は伸ばしていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
実習をさせていただき保育の大変さや難しさをたくさん感じましたが、保育をすることの楽しさ、子どもと関わることの楽しさを1番に感じることができました。
そして、私も指導して下さった先生方のような保育者になれるよう頑張ろうと強く思いました。
今回私は、白石幼稚園にて3週間の教育実習をさせていただきました。
この実習を通し、こどもの心に寄り添い、こども達が何を求めているのか、何に困っているのかなど、思いを汲み取ることの大切さを学びました。
年齢によっては言葉で伝えることが難しいため、その状況だけで判断するのではなく、なぜこのようになったのかという子どもの思いを受け止め、導くこと。
けんかをしている場面では、まずはこども達の様子を見守り、思いが行き詰まっていると感じたところで仲裁に入り、お互いの気持ちを代弁し、相手の気持ちを知り、納得できたところで解決に導くこと。
いつでも友達と仲良くすることだけが良いことではなく、けんかをし、友達の思いを知ること、優しさに触れること、痛み、悔しさを知ることも時には必要だと感じました。
そして、毎日少しずつ学んでいき、小さなねらいから大きなねらい・・・と日々の積み重ねで保育はできていると感じました。
こども一人ひとりによって育っている環境、性格、興味や関心は異なり、それぞれに応じた援助が求められます。
その難しさはありますが、何度も子ども達と向き合い、自分の援助がうまくいったときの達成感はとても大きく感じました。
さらに、毎日の出来事を書く日誌は、毎日やるからこそに意味がある、とても大切なことだと思いました。
2年間保育の基礎を学んだ上で実習を迎えたことで、保育の基礎知識だけでなく広い視野を持って実習に取り組むことができました。
優しく指導してくださった園の先生方、何でも相談し合える実習生の仲間と出会い、恵まれた環境で実習できたことへの感謝を忘れずにこれからも頑張っていきたいです。
保育士を取得するための保育実習は3回あります。3年次に保育所2週間と福祉施設2週間、そして
4年次に保育所もしくは福祉施設どちらかに2週間参ります。
今回私は、8月19日から30日までの10日間、保育実習Ⅱを光星友愛認定こども園にてさせていただきました。
保育実習Ⅰでも同じ園で実習をさせていただいたので1日の流れや0歳児から5歳児までの子どもの大まかな発達の様子は分かっているつもりでしたが、難しく感じる部分もありました。
今回の実習も全クラスの子どもたちと関わらせていただきました。2月の時は年度末に近かったためクラスの子どもほとんどが誕生日を迎えている状態でしたが、今回は前回より月齢が低い子どもとの関わりであったため、特に月齢によって差が出る0歳児、1歳児との関わりに課題が残る実習となりました。
0歳児、1歳児は言葉が十分に発達していない分、大人が子どもの表情や指さしなどから何を伝えようとしているのか読み取る必要があります。2日間の実習で子どもの性格や日頃の様子を理解して、子どもが伝えようとしていることを読み取るのはとても難しいことですが、出来るだけ思いを読み取ることができるよう保育者と子どもの関わり方を観察しながら実習に取り組みました。
1歳児は簡単な言葉でのやり取りが出来る子どももいました。しかし言葉が伝わっているだろうと思っていたばかりに、子どもの表情や細かな動きにあまり着目できませんでした。保育者からもっと目を見て言葉を丁寧に伝えると良いとアドバイスをいただいて、そこからは1歳児に関わらず、思いを聞き取ったり、伝えたりする時には子どもの目を見ることを特に意識しました。根本的なことだと思っていましたが、目をしっかり見ながら喧嘩の仲裁などをしてみると、今までよりも双方の子どもの思いを理解することができましたし、子どもも私の話を分かってくれたような気がしたので、大切なことなのだと改めて学びました。
2歳児以上のクラスでの実習では、前回の実習で課題としていた子ども同士の喧嘩や言い合いがあった際の仲裁や対応を自分なりに考えて実践することが出来ました。また、遊びや運動会の練習に参加しない子どもに対してもどう言葉を掛けたら意欲的に参加したくなるかを考えて接しました。様々な方法で子どもと接してみましたが、まずは子どもが何を考えているのか聞き取ったり、自分の考えを伝えられない子どもには思いを代弁したりして、子どもの考えに共感の姿勢を示すと、初めは実習生だからと私と目も合わせてくれなかった子どもも、次第に私の話を聞いてくれたりしたように思います。その上で子どもが意欲的になるような言葉掛けをしたり、提案をしたりをするのは、まだまだうまくいかない面もありましたが子どもの思いを受け止めて、その思いを共感することがなによりも求められることなのだと思いました。
今回の実習は学生生活最後の実習でしたが、基本的な子どもとの関わり方を改めて学ぶ貴重な体験となりました。
この体験を生かし、残りの学生生活で学びを深めて春から保育士として働けるよう頑張っていきたいです。
ソニー幼児教育支援プログラム優秀園審査員特別賞を受賞されたもいわ幼稚園での実践提案研究会に参加させていただきました。
もいわ幼稚園では、『自分の力や考えに自信をもち、前向きに行動する子ども』を育むことを目標に保育を進めていました。
まず、先生方全員がこの目標を深く理解して実践している様子が、保育の様々な場面から感じられました。
この共通理解があることで、一人ひとりの子どもに応じた保育をすることができているのではないかと思いました。
また、何事も子どもに決定権を委ねている場面が多くありました。例えば、「なんで?」「どうしたい?」「ふしぎだね!」などという問いかけが多く見られました。
活動の後には子どもがクラスのみんなの前でどのような活動をしたかを発表していました。
このような問いかけや活動を通して、子どもたちは自分で考えて行動したことをを他者に認めてもらい、自信を持てるようになるのだと感じました。
さらに、保育者と子どもの信頼関係が強いと感じました。
子どもがやりたいと思ったことは積極的に取り入れ、全力でサポートしているように見られました。
例えば、外遊びでは水路作りや虫採り、また一見危険に感じられる包丁を使った遊びなど様々な遊びに取り組んでいました。
これらは、保育者が子どもを信頼しているからこそ成り立つものだと思います。
子ども自身も保育者から信頼されているという自信をもち積極的に行動できるようになるのではないかと感じました。
今回の公開保育を通して、もいわ幼稚園の子どもたちの様子は一人ひとりが自由でありながらも、子ども同士の団結力がありとても良い雰囲気でした。
もいわ幼稚園で質の高い保育を見させてもらったことで、保育についてより一層興味を持てる良い機会になりました。
*画像についてはレポート作成にあたり、もいわ幼稚園笹山園長先生よりご提供いただきました。ありがとうございます。
園児3人と保育者がケーキ作りをして遊んでいました。園児がケーキにホイップクリームを乗せたいと言うのことで、石鹸を削り、泡を立て、しぼり袋に入れてしぼってクリームを作りました。
1人の園児が「先生、これもういい?」と自分の作っている泡を見せました。しぼり袋に入れるのに適しているかどうかを確認するためでした。すると保育者は「良いかどうかは自分で決めて良いよ」と答えていました。
別の園児は明らかに液体に近く、しぼり袋に入れてしまってもきっとポタポタと垂れてしまうであろう泡を持って、「先生これもうしぼりたい」と言うと、保育者は「いいよ」と答え、園児はしぼり袋に泡を入れました。
すると案の定、クリームはポタポタ垂れてしまいました。保育者は園児に「ポタポタ垂れてるからまだ絞れないね」と液体をボウルに戻させました。
これは「豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、わかったり、できるようになったりする知識及び技能の基礎」を育てる場面であると感じました。
ホイップクリームを作るには、固体に近い弾力性のある泡でなければ、ホイップクリームにはならず、液体に近ければしぼるどころかしぼり袋に入れてもポタポタ垂れてしまうであろうことは、保育者はわかっています。
だからこそ、子どもは答えを求めて保育者に訊ねたのだと思いますが、保育者はあえてそれを答えることなく子ども自身に判断させたのです。
結果、ホイップクリームにはなっていないことを失敗を通して学んでおり、子どもには失敗する経験も必要であるということを再確認しました。
この失敗を通しての学びで、「気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする思考力・判断力・表現力等の基礎」も培われるのではないかと感じました。
成功する体験が全てではなく、失敗して学ぶこともある。分かっている事柄でありましたが、実践することは容易ではないと考えます。
「成功」するも、「失敗」するも、自分で選択するからこそ価値があるのだとこの研修で学びました。
*画像についてはレポート作成にあたり、もいわ幼稚園笹山園長先生よりご提供いただきました。ありがとうございます。
教育実習にむけて準備をしている教育学科幼児教育コース3年生小川優月さんの報告です。
「私はずっとなりたかった幼稚園の先生になるために日々勉強に励んでいます。実践的な講義もあるので楽しいし自分のスキルアップになっていると感じています。講義で教わった製作やピアノの練習など家でもできることを見つけて頑張っています。
そして私にとってとてもいい経験になったのが幼稚園でのアルバイトです。1年生の頃から行かせていただき、実際に先生と子どもの関わりを観察したり、子どもと関わったりしてどういう風に子どもと接したらいいかを学びました。他にも講義やゼミ活動で様々な幼稚園に行き、たくさんの先生や子どもと関わり、自分に吸収したいと思う先生の言動や自分もこうなりたいと思う部分がたくさんあり、理想の先生になれるように今頑張っています。
もう少しで幼稚園実習があります。
少しでも成長できるように、少しでも理想の先生に近づくように頑張りたいです。」
2年次科目「こどもの表現あそび」「こどもの言葉あそび」履修学生が、もいわ地区センタークリスマス会の企画・運営をしました。パネルシアターや歌と踊り、ゲーム、ミュージックベル&トーンチャイムの演奏をし、折り紙で作った手袋を地域の子どもたち一人一人に手渡ししてきました。担当を決めて準備していたので、時にはぶつかり合うこともありましたが、子どもたちのために心を一つにしてそれぞれが持てる力を発揮しました。以下は学生の感想です。
(伏見 千悦子)
《学生レポート》
中田百香さん
前日までは、楽器の演奏がうまくいくか、子どもたちと交流できるか不安もありましたが、当日は気持ちを落ち着けて音をよく聴くことを意識したり、自分から子どもに声をかけて一緒に楽しむことを心がけました。特に印象に残ったのは2歳くらいの女児が、最初は緊張して言葉も発しなかったけれど、手を繋いで過ごすうちに笑顔も増えて、楽しんでくれていたことです。これからはボランティアなどに参加して、子どもを引きつける技術を身につけたいです。
幼児教育コース 3年 柏野 唯花
(出身高校:札幌山の手高等学校)
8月20日から9月11日の3週間、そうせい幼稚園にて教育実習をさせていただきました。初めての実習ということで、
事前にエプロンシアター、手袋シアター、自己紹介のパネルシアターなどを製作し、実習に備えました。
最初の1週間目は、園の一日の流れや一人一人の子どもの実態を把握するのに必死でした。そのような中で、手遊びの部分実習をさせていただきました。手遊びの中にクラスの子どもたちの名前を呼ぶことを取り入れ、みんなの名前を呼ぶように繰り返し行ったことで、子どもたちが楽しめるということを体験できました。
2週間目には、部分実習をさせていただきました。自分が計画した遊びと子どもたちが行いたい遊びが違う場面があり、
戸惑いながらも子ども達のやりたいことを行うことにしました。子どもが興味・関心を持った遊びに主体的に取り組めるように保育者は臨機応変に対応するべきであることを学びました。
また、製作遊びでは作業手順を最初に全て説明すべきなのか、区切りながら進行すべきか迷いましたが、細かく区切りながら進行することで子どもたちが安心して製作することが出来ました。さらに、製作にかかる時間に個人差があり、早く終わった子どもへの対応を考えておく必要性を感じました。
3週間目には、完全実習で「フルーツバスケット」を行いました。ペープサートで果物クイズを行い、その後自分で
好きな果物を選びワッペンを作るところから始めました。「フルーツバスケット」のゲームは同じようなルールのゲームを
以前に行ったことがあったとのことで、鬼役になりたい子どもが多く、スムーズに遊びが進行しませんでした。過去の経験を把握し、ゲームの要素を難しくするなどの工夫をすべきであったと反省しました。
この実習を通して、多くのことを学ばせていただき、保育者になりたい思いが強くなりました。また、自分の課題も確認できました。
残りの学生生活で保育者を目指して学びを重ねていきたいと思います。
PMFに参加した石川 慎也くん(佐呂間高校出身)の参加報告です。
「PMF2018で過ごした日々は想像を遥かに上回るほど内容の濃いものとなり、音楽的にも人間的にも大きく成長できたことを実感しています。特に、札幌コンサートホールKitaraでの最終公演(GARAコンサート)は、満員のお客様と共に演奏したPMF賛歌、世界的指揮者ゲルギエフの指揮で、PMFアメリカの講師陣と共にマーラーの交響曲第7番を演奏できたことなど、今までの音楽人生で経験したことのないものが数多くあり、1番の思い出となりました。
これからは今まで以上に、在学中の演奏活動にエネルギーを注いで、応援してくださった方々への感謝の気持ちを込めて恩返しをしていきたいと思っています。」
《ゼミ担任より》
教育実習での研究授業(江別市立江別第三中学校)
教育学科音楽コース4年生の久保志織さんは教育実習生として江別市立江別第三中学校で3週間の間、学んできました。6月14日の研究授業の様子です。シューベルト作曲「魔王」の鑑賞授業でした。久保さんは、教科の先生にご指導をいただき、生き生きとした1年生クラスにフレッシュな先生として、一生懸命、授業をしていました。その後の反省会では、学校現場の経験豊かな諸先生から貴重なご指導をたくさんいただきました。この経験を通して、今後の大学での学びは更に充実していくことでしょう。
(鈴木しおり)
掲載させていただいた写真は、教育実習でご指導いただいた音楽科の川井先生より、ご提供いただきました。
ありがとうございます。
(鈴木しおり)
《学生レポート》教育実習を終えて
教育学科音楽コース
ピアノゼミ4年 久保 志織
教育実習では授業の構成の仕方や生徒への教え方など、悩む点がたくさんありました。
授業構成では、予定していた内容と実際に生徒に行う授業の差があり、最初は時間内に終えることが出来ませんでした。しかし、別のクラスで同じ授業をする際に構成を変えたり、時間配分を考え直したりすることで、よりスムーズに授業ができるようになりました。
生徒に教える際は、何に注目して鑑賞や活動を行うのかを明確にし、簡潔でわかりやすい説明を心がけました。生徒全体に活動の説明をすると、すぐに活動に入る生徒もいれば、説明を聞いてもすぐに活動に入れない生徒もいます。そのような生徒に対して個別で活動の確認をする時には、具体的な説明をするようにしました。また、生徒とのコミュニケーションによって授業のやりやすさが違い、普段から生徒との関係づくりが授業にも影響することを実感しました。
3週間という短い期間の中で担当クラスや部活動の生徒だけでなく、他クラスの生徒とも交流できるよう心がけました。休み時間や廊下ですれ違う際、あいさつだけでなく何気ない一言を付け加えると、日を重ねるごとに会話が少しずつ増え、毎日の楽しみになっていきました。
期間中は教育実習生として何ができるかを悩みましたが、「生徒とたくさん関わることなのかな」と今は思います。生徒と共に過ごしていく中で、嬉しいことを共有したり、生徒から学んだりすることで、私も実習生として、また人として成長できたのではないかと思います。
元気な生徒や経験豊かな先生方、そして母校で教育実習をさせてもらえた安心感・・・本当に恵まれた環境で体験し学ぶことができました。教育実習に行く前は、漠然と教員になりたいと思っていましたが、実習へ行ってからは教員という仕事の大変さや責任の重さを含め、やりがいのある仕事だと改めて感じ、実習前より教員になりたいという気持ちが強くなりました。
これからは教員になるため更に勉強し、生徒に音楽を通して何を学ばせたいか、そのためにはどんな授業が必要かをじっくり考えていきたいと思います。
6月23日土曜日私たちは牧家ハワイアンフェスティバル北海道ウクレレカンタービレ2018に参加してきました。
当日は、横山先生の火山実験やネイチャーゲームに参加し、たくさんの子どもたちと交流してきました。
火山実験では、有珠山と昭和新山が今までどのような噴火をしてきたのかを体験できる実験を行い、私たちも火山について勉強することができました。同時に人前でわかりやすく説明することや、子どもたちとの関わり方について課題がみつかり、次に繋げるためこれから勉強していきたいと思います。
イベントには高木ブーさんも参加されており、生歌を聴くことができました!
今回の参加は、多くの関係者の皆様のおかげで有意義な体験をすることができました。
(横山ゼミ3年生一同)
6月24日(日)は教員採用試験一次試験です。4年生はこの第一関門を突破するために、朝早くから夜遅くまでゼミ室や図書館などを使い勉強しています。私たち3年生は、そんな先輩方を応援したく、お守りを作りプレゼントしました。「合格祈願」と「すばらしい先生になりますように」という思いを込めて…。
一年後には私たちが試験当日を迎えます。今、先輩方からたくさんの刺激をもらい、教育実習、勉強への励みにできたらと思います。
「頑張れ 4年生!」
「頑張れ 三浦ゼミ!!」
三浦ゼミ3年生一同より
(三浦ゼミ 3年ゼミ長 梅山 裕太)
三浦ゼミのゼミ長 松田亮太郎くんが「おもしろ算数教室」について書いてくれました。
「三浦ゼミでは、10月上旬から11月中旬にかけて毎週土曜日に主に江別市内の小学校の子どもを学校に招待し、90分(45分×2)の算数教室を行っています。私は、そのゼミ活動を2年生の頃に見学に行き大きな魅力を感じて三浦ゼミへの希望を出しました。
内容としては、学生が主体となって授業、設営、運営、保護者への対応をしています。もちろん授業の内容もゼミの学生が決めています。2年間の活動を通して感じるのは、まず教員を目指す学生として教育実習以外の機会で実際の子どもを相手に授業ができる喜びと、子どもを想定した模擬授業では得られない気付きがあることです。おもしろ算数教室の目的としては、算数嫌いの子どもが多い現状に対し「算数って面白い」「計算するだけが算数の面白さではない」と気付いてもらうための活動です。なので、学校で行う教科書に出てくるような内容の授業だけではなく、数字を使ったカードゲームや最短何回で完成させることができるかを考えるパズルといった学校とは少し違った視点の授業も展開しています。
私も来年の3月には卒業してしまいますが、昨年教員採用試験に合格し現場で活躍する先輩が算数教室のメンバーとして参加するなどの動きも見え始めています。勉強が嫌いな子どもの興味を授業に向かせることや、オリジナルの単元を0から考え実際に子ども達に授業を受けてもらうなど貴重な経験をしたことで、指導力や子どもを理解する力が養われたと思います。来年から現場に出ることになりますが、この2年間の経験を活かし現場で活躍したいと考えています。そして、現場で学んだものを来年頑張るメンバーに受け継いでいきたいです。興味がある方は是非、見学を。三浦ゼミ室で待っています。」
北翔大学 教育文化学部 教育学科4年
三浦ゼミナール長 松田亮太郎
『特別活動論』宿泊研修〜教師の視点から 於「札幌市青少年山の家」
教育学科初等教育コース2年 高橋由衣(天塩高校出身)
私たち初等教育コース二年生は「特別活動論」の一環で、一泊二日の宿泊研修に行ってきました。今回の研修では特別活動で重視されている自主的・実践的・集団的・発達段階の四つを意識し、教師の視点で物事を考えることを目的としました。
また、レクリエーションや炊事・集団生活を通して自主的に動いていくことはもちろんのこと、協調性をも追求していきました。
初めて、受け身だけの研修ではなく将来を意識して教師の視点で取り組んだことで、沢山のことを学ぶことができました。研修で学んだことを今後の生活に活かし、この一泊二日の出来事を無駄にしないように、教師という夢に向かっていきます。
3週間の養護実習を通して、養護教諭の職務の難しさや大変さを実感しました。しかし、それ以上に
子どもの心身の健康を支えるという、やりがいとすばらしさを感じることができました。また、連携の大切さを改めて確認することができました。
今後は、実習での学びを生かし、自分の課題を改善していくとともに、知識や技術の向上に努めたいと考えています。
養護教諭コース 3 年 齋藤 千聖
~新篠津小学校でのボランティア活動~
週に1回新篠津小学校でボランティア活動を行っています。主に、授業中につまづいている子どもに声をかけ、一緒に問題を考えたり、休み時間には子どもたちと元気に遊ぶなどの活動をしています。私たちはクラスの子どもたち全員に声をかけ、子どもに注意すべきことは指導するなど目標をもって、全力で取り組んでいます。また、現場の先生方の授業や子どもたちとの関わり方から多くのことを学び、自分自身の力になっています。
初等教育コース 佐藤愛美、高松ななみ
初等教育コース2年 古川瑠奈
「何もなくて豊かな島」と言われるフィリピン・カオハガン島を訪れました。
水も電気も十分にはないけれど、お金や時間に縛られず、島民たちは1日1日を穏やかに過ごしていました。いつも笑顔で「今」を大切に生きる姿勢でした。私は今までの抱えてきた悩みがとてもちっぽけに感じられました。島民たちは、私たちのことを会ったその時から受け入れてくれ、島を訪れたその晩にはもう何日もここで過ごしてきたような錯覚に陥りました。今の日本では感じられないであろう「豊かさ」を体験した研修でした。
入学前事前プログラムのことについて3年生の古田都さんがレポートしてくれました。
「4/3に教育学科の新入生対象で、入学前事前プログラムというものが行われ、私たち初等教育コースでは、2年生(4月から3年)ら実行委員を中心とした企画をしました。
自己·他己紹介によるアイスブレイクや、なんでもバスケットで全体の交流を行ったり(終始みんな笑顔が絶えませんでした!)
実行委員らの経験をもとに、初等教育コースの1年間や一人暮らしのすすめ、アルバイト、教員を目指す皆へのメッセージなど…様々な経験者だからこそのアドバイスに新入生はしっかりと耳を傾けている様子でした!
プログラム終了後にとったアンケートには、「このプログラムに参加して、大学生活は不安だけど楽しみになってきました」などの前向きな解答が多く見られ、実行委員のみんなにも充実した様子が見受けられました。
みなさんおつかれさまでした。」
(熱心な1年生と、今回の実行委員など積極的に様々なことに挑戦する2年生……後輩達に負けてられないと、改めて思わされました。)
「保育内容(表現)」の講義について学生のみなさんは「振り返り」をしているのですが、その中から詳細にレポートしてくれた青木さんのものを、全文紹介します。
なお、青木さん(苫小牧南高等学校卒業)は北翔大学短期大学部こども学科からの編入生ですが、編入前に2年間オーストラリアで学んでいます。将来はオーストラリアで就職することを考えています。
講義には大変熱心に取り組んでいます。では以下の青木さんのレポートを紹介します。
保育内容(表現)「講義を振り返って…」
4年 青木 麻綾
この講義では、第1回から第7回の講義までは伏見先生と、そして第8回目以降からは山崎先生と保育内容(表現)について学習してきました。いつもこの講義では感覚を使っての学習だったため、活動が多く、とても楽しく講義に取り組むことができたとともに、遊びの題材の展開や子どもの作品の見方などを知らず知らずのうちに気付き、学ぶことができました。
第1回から第7回の講義では、学生同士で色々な遊びを行うことで、沢山の表現遊びの題材、遊びを通して変わっていく学生同士の関わり、繰り広げられる遊びの中で自然に工夫して行われている表現遊びの展開を実感を通して目の当たりにすることができました。例えば編入性の私は、この講義の学生たちを知らなかったため、人見知りな私の性格も手伝って、最初はなかなか遊びに入りきれずにいました。しかし自然に遊びの中で協力したり、声を掛け合ったりすることでぐっと距離が縮み、今では廊下ですれ違ったら挨拶をしあったり、会話をしたりするようになりました。このようにたった週一回の表現遊びによって起きた人間関係の変化の大きさに私はとても驚きました。人と人とが近づける表現遊びをするには、遊びの提供をする保育者の配慮や環境設定が大切だと思いました。伏見先生が私たちにした遊びの展開を略案に書き下ろすことで、具体的にどのようなところを気を付ければいいのかがわかりました。例えば、遊びの展開をひとつひとつ事細かに指示をあえてせず、学生(子ども)たちでその遊びを展開していけるような間や声かけ・時間配分の配慮や、一人一人が遊びの主人公になれるような環境づくり(前に出てタンバリンを叩く役を学生にさせるなど)、そして学生(子ども)同士で協力できるような適当な難関さの提供などです。また一つの遊びを展開していくことで、遊びの深さも学ぶことができました。子ども役が学生で上記のようなものが見られたということは、子どもならもっともっとダイナミックな成長や表現・工夫が見られると感じました。
第8回目以降でも、学生が活動する場面が多くあり、自然な学びをすることができました。特に印象に残っている学習は美術鑑賞についてです。アートカードゲームや鑑賞授業の実際のビデオ、そして子どもたちの絵や作品鑑賞をしたことが印象に残っています。アートカードゲームでは一見遊んでいるだけのようですが、自然に「この絵○○だね」などと美術鑑賞をしており、教師が「この絵はこういった絵なんだよ」と鑑賞して感じるべき結果を押し付けるものではなく、自分たちで感じることに重点を置いて進められているものでした。そして鑑賞授業のビデオでも、子どもたち一人一人が自分の感じた意見を持てるような時間や環境の設定などがとても考えられているものでした。そしてなにより子どもたちの自由な意見を引き出し、受け止め、それをまとめながら構造化して展開していく授業の的確さは本当に学ぶべきものが多かったです。そして私たちが子どもたちの作品鑑賞をすることで子どもたちの広い発想力と自由な表現に感動するとともに、思わず微笑んでしまうような素敵な可愛さもあり、とても癒されました。子どものころの絵ならではのたくさんの素敵な作品を、どのように保育者・教師が受け止めるかが子どもの先々の美術が嫌い・美術好きになるかに大きく影響すると感じました。子どもたちに美術鑑賞学習をどのように提供するかも大事ですが、私たちがまず子どもたちの作品をどのように鑑賞するかが大切であると感じました。子どもたちならではの、秘めたる才能を知ること・信じること・受け止めること。それらができて初めて良い美術鑑賞学習を提供できるのではないかと思います。その他にも洗濯バサミや紙コップで自由に行う表現遊びや子どもたちの成長に沿った表現に視点を置いた成長のビデオなど、学習の幅が広く様々なことを学ぶことができました。そして今私がこの授業で気になっているものとして、「P4C」と「ちいさな哲学者たち」があります。これらは是非観て、今後の自分の成長に繋げていきたいです。
(山崎 補足)なお、P4C とは Philosophy for children (こどものための哲学)のことです。以下が、その紹介動画。講義を受けた学生から反響がありました。実は、9月16日、17日にこの会の方々といっしょに研究会を開催します。シンポジウムとワークショップを開催します。北翔大学の北方圏学術センターポルトで開催します。
詳細は 「美術による学び研究会」
「保育内容(表現)」の講義の中で、自分のつくったものについて、語たりあう場面がありました。一人の学生のその語りに心動かされました。その語った内容を文章にしていただきました。
(山崎正明)
現在札幌市西区にある宮ノ丘幼稚園に勤めながら教育文化学部教育学科で幼稚園教諭1種免許状を取得するために科目等履修生として講義を受講しています青木有斗です。学生時代には幼稚園で働く事はまずないだろうと思い、幼稚園免許に必要な科目の受講を途中でやめてしまったのですが、大学院生の時に宮ノ丘幼稚園と縁があり、今の園で働いています。園長先生のご厚意もあって今年度の前期の間、講義を受けさせていただけることになりました。残すところあと、わずかというところで今回の「保育内容(表現)」の講義での活動で「(ケント紙に)模様をかいてみよう」というものがありました。最初はなんとなく線を描いているだけだったのですが、描いているうちに不思議と描いている線が一緒に講義を受けている学生たちと重なり、どこかで全ての線がつながっているようなイメージが湧いてきました。彼らはいつもみんなで活動を楽しんでおり全体の雰囲気がとても明るいのです。仲間と何かを成し遂げることの楽しさを知っている人や自らが活動を楽しむことのできる人はきっと素晴らしい先生になるだろうと思います。これからの学生生活の中で、教育実習や卒業論文等乗り越えなければならないことがたくさんあると思いますが、全員が1つの線となって困難に立ち向かっていけるだろうと思いますし、そうなるよう期待しています。そんな素晴らしい学生たちと一緒に学べたことに対する感謝の気持ちを込めた作品となりました。そんな彼らとこの先、同志として一緒に仕事ができる日が来るのを心待ちにしています。充実した半年間を過ごさせていただきご有り難うございました。
(山崎より)青木くんのメッセージ、とてもあたたかいです。幼児教育コース2年生のみなさんがこれまでの大学生活の中でつくりあげてきたよさを、言ってくれています。ありがたいことです。
教育文化学部 教育学科 初等教育コース1年 小野寺 翼 (遠軽出身)
私は現在、教育学科の初等教育コースで小学校教員になることを目標に日々勉強しています。
講義内容は、教員採用試験に向けた対策や、実際の教育現場で役に立つような話が多く、毎回の講義が楽しみで仕方がありません。
入学当初は、第一志望の大学に落ちてしまったショックから抜け切れておらず、大学に対して不安な気持ちしかありませんでした。しかし先生方の熱意ある授業や、目標に向けて必死に努力する先輩・友人達からの刺激を受け、今では毎日の生活が非常に充実しています。
どの授業も本当に素晴らしい授業ばかりですが、今回は中川教授の「社会科概論」を紹介します。この講義は実際の学習指導案の学習目標を穴埋め式にして、少人数のグループで話し合って考えたり、子ども向けの社会科の映像を見てその中から子どもに与えるべき課題や問題点を見つけ出したりします。また、先生自身も学生のことをしっかりと見ていて、学生の優れた意見や疑問点に対しては、しっかりと評価し褒めてくれるので、もっと頑張りたい!という気持ちに繋がります。この講義のほかにも「学習コーチング概論」や「各教科の原理・概論」など多くの授業があり、どの先生も熱意に溢れています。
北翔大学では講義のほかにも、子ども達と関わることのできるサークルやボランティア活動がとても充実しているので、教員になるために役立つものはどんどん活用していきたいです。
養護教諭コースの卒業生にコメントもらいました。
<卒業生 奧原さん>
卒業を前に思い出を語り合いました。4年間を振り返ると書き尽くせないほど多くのことが思い出されました。4月からは養護教諭として職務に全力を尽くします。
「大学生活を振り返って」
1年生の頃,大学は華やかで自由で楽しい所だと思っていましたが,先生は厳しく,勉強は大変でイメージとは異なっていました。しかし,それは決して嫌だったのではなく,友達と一生懸命に物事に取り組めたことは嬉しく充実したものでした。
2年生では,病院実習で子ども達と関わり,言葉や責任の重さを痛感しました。同時に,命の尊さを強く難じ,子どもと関わる時の姿勢や考え方を改めて考えさせられる機会となりました。
3年生の養護実習では,養護教諭の職務の実際を学び,今まで以上にやりがいのある仕事だと感じ,“絶対に養護教諭になりたい”という思いが一層強く,大きなものになりました。
4年生の教採対策や勉強の毎日では辛い思いもしましたが,仲間がいたから自分も頑張ろうと思えました。勉強した日々は,今では大切な思い出です。
春からは新しい環境で不安も大きいですが,それ以上にどんな子ども達に会えるのだろうという期待も大きいです。まずは,一つ一つ誠意を持って職務に取り組んでいきたいと思います。
養護教諭コースの卒業生にコメントもらいました。
<卒業生 堤さん>
卒業を前に4年間を振り返りました。教採の試験対策中に体調を崩したことを思い出して,少し照れてしまいました。辛かったけどよい思い出です。
4月からは養護教諭としてがんばります。
「大学生活を振り返って」
「私の大学生活は,楽しい時も,辛い時も,一緒に過ごすことのできる仲間に恵まれた4年間でした。入学当時は,周りの環境にうまく馴染めるか不安もありましたが,授業や一緒に行動する機会が増えていくうちに,同じ目標を持つ仲間ができて,とても心強く感じたことを覚えています。
教員採用試験に向けて勉強していた時期には,自分の出来なさに自信をなくして,不安を抱えていましたが,友達の支えや先生からの熱心な指導・サポートのおかげで無事乗り越えることができました。
私の4年間の大学生活を振り返ると,やっぱり頭に思い浮かぶのは,養護の仲間や先生の顔で,日々の何気ない会話ややりとりが一番の思い出だなと思います。これからは,みんな離ればなれになるため,さみしい気持ちもありますが,それぞれが養護教諭として充実した日々を過ごしていけるといいなと思います。
また,子どもたちにとって,学校という場が楽しくて安心できる場所になるよう,4月から養護教諭として精一杯頑張っていきたいです。」
大学生の海外研修のレポートです。お読みください。
「ブログをご覧の皆さん、こんにちは。北翔大学の4年生 植野です。
現在は幼稚園コースに所属し、幼稚園教諭一種免許取得に向け学んでいます。
さて、北翔大学には『国際交流センター』という教室があります。
そこでは国際理解に関するセミナーを開催したり、本学に通う留学生たちが自国のことばを教えてくれたりと、学生のために様々な活動を行っています。
私は今年の2月23~28の6日間、この国際交流センターの主催するフィンランドへの研修旅行に参加し
てきました。普通の観光旅行では絶対に体験できない「現地の小学校訪問」や「老人ホームでの交流」「大学の授業体験」等を体験し、“福祉国家フィンランド”を身をもって体験しました。
(もちろん、観光や自由行動の時間もありますよ!夕飯はほとんど自分たちで調達でした。現地のスーパーや市場を巡って、覚えたてのフィンランド語とカタコトの英語でのコミュニケーションは、とってもドキドキしましたがよい思い出です)
現地に生きる人々の想いや願い、表情などを通し、より深くフィンランドという国を知る事が出来ました。
本やテレビなどでも気軽に知識を得る事は出来ますが、「実際に赴き、自分の目や耳で体験することこそが大切なのだ」と改めて実感する6日間でした。
海外 への研修旅行は年に2回ほど開催され、参加募集の案内は校内に広く掲示されます。
参加費も、自分でツアーを申し込んで行くよりは大変お得になっていますしローンもオッケー。
皆さんも、在学中に是非1度は体験されてみては如何でしょうか。」
以上植野さんのレポートでした。
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