新型コロナウィルス感染症対策に関する本学の対応について(6月11日版))

 (以下の文章は「北翔大学」の「新着情報」より転載したものです。

2020.06.11お知らせ
新型コロナウィルス感染症に関する本学の当面の対応について(令和2年6月11日版)

 新型コロナウィルス感染症に関し、5月25日(月)に政府の緊急事態宣言は解除され、北海道でも外出の自粛等の段階的緩和を表明しました。しかし、石狩振興局管内の特に札幌を中心とした地域では感染経路の不明な感染者が一定程度出ているなど、未だ感染防止を徹底しなければならない状況にあります。札幌を中心とした地域から多くの学生を受け入れている本学としては、この地域での人の移動によって、学生及び教職員の安全を確保することが難しいこと、及び札幌並びに近接する他の地域への感染の拡大を防止することが難しいと判断しました。そのため、当面は、遠隔での授業を原則とし、学生の学修機会の確保に努めているところです。

 また、北海道からは、新型コロナウィルスとの闘いが長期化している中、国が示した「新しい生活様式」の北海道内での実践に向けた、新しいライフスタイルやビジネススタイルとして、「新北海道スタイル」が公表されました。本学においても、「新北海道スタイル」の実践を基本に、大学としての感染防止対策に取り組んでいく所存です。

 現在、本学では、北海道から示された6月以降の段階的緩和のステップをもとに、一部の科目について大学施設内において対面での授業を開始すべく、その準備に入っております。北海道での段階的緩和が予定通りに進むことが前提ではありますが、6月12(金)には対象となる科目を学生のみなさんに連絡し、6月25日(木)には第1段階としての対面での授業を開始する予定です。その後、状況をみながら、第2、第3段階と少しずつ対象となる科目を増やしていくことを予定しています。
さらに、北海道では感染の第2波が現在も継続中であるため、その状況を確認しながら対応する必要があり、次の第3波以降の流行にも備えるため、北翔大学危機管理行動指針を設定いたしました。現在は、レベル3としていますが、6月19日(金)以降レベル2へ移行し、様々な活動を実施できるように準備を進めています。

 本学では、これからも学生及び教職員の安全・安心を最優先に、対応を行ってまいります。
 
北翔大学
北翔大学短期大学部
北翔大学大学院
学長 山谷 敬三郎