北翔大学内の図工室(137教室)の周辺には名画の複製画を展示しています。
教育学科のみなさんが、やがて教員になったときに、園や学校、施設などでもこどもたちのために、このような環境づくりをしてほしいと願っています。絵を飾ることは、こどもたちに、若いうちからよもに触れてくださいね、というメッセージでもあります。掲示されているものは各学校に配布される教材カタログでとりあつかわれているものが中心ですから、入手しやすいです。
なお、作品の下に小さく作者名が書いてあります。社会人の教養としても知っておきたいものです。なお、教員採用試験にも絵画に関する知識を問うものが出題されています。でも、本当は、教養としてとか、試験があるからとかではないのですけど、、、時々、絵を見ている学生の姿を見ます。素敵な姿です。
(山崎正明)
北翔大学では、道内で活躍されている作家の作品を展示しています。学生のみなさんに優れた美術作品に日常的に触れてほしいということから 展示室ではなく廊下に展示しています。
坂胆道(さか たんどう)さんの「いつか来た道
坂さんのもっとも有名な作品は「少年よ、大志を抱け」の「クラーク像」ではないでしょうか。
江別市には情報図書館と野幌公民館にも作品が設置されています。
この作品を見ながら、彼がどんな思いを込めてつくったのか、ぜひ本物を前にして味わってください。
本物に触ってみるのもおすすめ。もとは粘土でつくったものをブロンズにおきかえていますが、彼が粘土をさわったその痕跡から、制作の様子を想像してみるのもよいでしょう。