4年生の講義で幼児教育の現場の先生から学びました。ご協力くださったのは、現在、大藤学園本部 教務局長の大谷壮史先生です。この講義のためにスライドを準備してくださり、これから教育現場でどう働いていくか、学んでいくかについてお話いただきました。また、実際に園で生活している園児の姿からエピソードをまじえて、その学び(「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」など)についてお話いただきました。学生も真剣でした。
幼児教育コース3年生のゼミ活動をご紹介します。毎月1回、土曜日に江別市内の児童通所支援センターの子ども達が遊びに来てくれます。音楽遊びを中心に、体操や言葉遊び、運動遊びなどを行うので学生達はプログラムを考え、教材を準備します。ゼミ生の他にもボランティアで継続的に関わっている学生もいて、前に出て説明したり手本を示したりと子ども達との関わりを楽しんでいます。後には皆で反省会をして次回の活動に繋げます。学生の振り返りから抜粋します。
Mさん「音楽があることで言葉がなくても楽しく活動できると思いました。全体に伝わるような言葉がけをしたいと思います。」
Rさん「これまで先輩達の様子を見ていて、今回、初めて進行を担当しましたが、うまくできなかったので、もっと上手にできるようになりたいです。『音符列車』は音に合わせて体を動かすのでリズム感覚を養える遊びだと思いました。」
Yさん「前回よりも遊びを通して子ども達と深く関わることができました。また、子ども達は音楽遊びの時にリズムに乗っていて楽しそうだったし、サーキットの時にBGMとして聞こえてきた歌も一緒に歌いながら友達を応援していました。次回は時間を考えながら進めたいと思います。」
Sさん「子ども達の興味・関心を引き出すための言葉がけを意識して活動できました。ボランティア2回目でまだ慣れないことが多くあるので、一人一人のニーズに合わせた説明や援助ができるようになりたいです。」
Tさん「今日は、一人一人と関わることができました。音楽が始まると『よし、やるぞ』という気持ちになったり、曲が終わると切り替えがスムーズにできることに気づきました。」
Aさん「役割の中で積極的に関わり、子ども達から感想や次回にやってみたいことなどを聞くことができました。次回は、テンションが上がりすぎる子ども達への対応を工夫したいです。」
(伏見千悦子)
写真掲載については施設職員の方に許可いただいています。
「PCカンファレンス北海道2019」(2019/10/26 於 酪農学園大学)において、初等教育コース3年生が、「初等教育におけるICT活用への一考察」というタイトルで学会発表をしました。質疑では、他大学の諸先生から今後の研究へ多くの示唆をいただきました。
また、学生発表を対象とした「プレゼンテーションスキル賞 優秀賞」をいただきました。予期せぬ受賞に、学生たちは喜びとともに、今後に向けた大きな励ましをいただきました。幅広い視野で未来の学校教育を担ってくれることを期待しているところです。
(PCカンファレンス北海道:教育へのコンピュータ利用について研究協議するCIECを母体とする。)
先生の道を目指す人にオススメのワークショップがあります。新しい学習指導要領「図画工作」では「造形遊び」が大切に
されるようになりました。「造形遊び」は「現代アート」のために生まれてきたわけではありませんが、今回のテーマ「きる はる つなぐ つみあげる」は、造形遊びの大切な要素になっています。この体験をしておくことは、貴重な経験になるでしょう。もちろん幼児教育を目指す人にも。
(山崎正明)
釧路北陽高校吹奏楽部訪問!本学、音楽コース教員、千葉圭説が10月24日にワンポイントレッスンと本学の紹介を吹奏楽部員の方々に行いました。
写真はユーフォニアムとチューバの生徒さん、左端は顧問の高尾先生。(写真掲載は許可されてます。)
(千葉圭説)
今年度のゼミ研修では、釧路市立山花小中学校を訪問させていただきました。山花小中学校の小関校長先生をはじめ教頭先生、下村先生、各学級の先生方には、お忙しい中でご対応くださいまして心より感謝いたしております。
校長先生から訓話をいただいた後に、教頭先生が農園をご案内くださり、作物栽培が児童生徒の教育に役立つ点を伺いました。また、下村先生には学校内のご案内に加えてご指導と温かな激励をいただきました。
山花小中学校は、小中併置校として「小中一貫教育」の特徴点を有し、児童生徒に丁寧に対応し、特任校としての役割も果たしています。また、複式学級制により、児童生徒と教員の距離感が近いのも特徴点ととらえられます。
他にも、農園栽培学習、動物園学習、全校給食など、特色のある教育活動を実施しており、児童生徒はのびのびと学校生活を送っている状況を実感いたした次第です。
校長先生はじめ先生方からのご指導と併せて、複式授業の参観や体育の授業、昼休みの鬼ごっこなどを通じた児童生徒との交流も、学生にとって楽しくも貴重な体験になったのです。
お別れの時、授業でしたのに児童の皆さんが玄関まで来られ、記念写真には校長先生も快く加わってくださいました。バスが曲がるまで皆さんに手を振って見送っていただきましたこと、私たちは決して忘れません。
この度の研修では、山花小中学校訪問の他に石川啄木記念館である港文館、釧路湿原展望台、釧路市立博物館を見学し、教員志望の学生は学校教育と特別活動に関して学びを深め、心に刻まれる研修となりました。
幼児教育コース1年 A君の充実した夏休みの様子をご紹介します。4年制大学ならではの長期の夏休みは、資格取得の勉強や読書はもちろん、興味のあることに打ち込んだり、ボランティア、旅行など見聞を広めたりする機会でもあります。百聞は一見にしかず。自分から行動し、五感を働かせて感じ取ってきたことは得がたい経験になります。
(伏見千悦子)
講義「基礎教育セミナー(山崎担当)」では、STEAM ・多重知能理論・センスオブワンダーなどをキーワードに、教育要領・学習指導要領とは別の角度から教育のこれからについて考える場をつくりました。この講義の発展としてwebサイト「 FutureEdu Tokyo」を紹介します。
なお、WEBサイトで紹介されている「MOST LIKELY TO SUCCEED」は 今後山崎研究室で取り組む予定です。
幼児教育コース4年生の信山さんは、卒業研究のための調査研究の一環で安田侃彫刻美術館「心を彫る授業」に参加しました。
この日のためにイタリアから安田侃氏が直接指導されるという大変貴重な場に出会うこともできました。
Aiの時代だからこそ、人として大切にすべきことは何か、そんなことを考える時間になるでしょうという安田侃さんがお話されておられました。
(山崎正明)
卒業生の土田夏純さん(2017年3月学習コーチング学科卒業)が訪ねてくれました。現在、旭川市立知新小学校に勤務して3年目です。
小学校教諭の先輩として、ゼミの3年生にいろいろな話をしてくれました。
「小学校教諭の魅力」「小学校教諭を志望した理由」「教採に向けた勉強」「特別支援教育の知識の大切さ」等々。
教育実習を終えたばかりの3年生には、とても良い刺激となったことと思います。
卒業生が、こうして訪ねてくれるのは、本当に嬉しいことです。
(小杉直美)
幼児教育コース 3年 船田 正峰
私は先日のオープンキャンパスのオープニング・アクトにて、自身がギターを務めるバンド「Bailey’s」でオリジナル曲を演奏させて頂きました。
自分が高校3年生の時に、オープンキャンパスで軽音サークルのLIVEを見ました。そして、今度は自分自身が見せる側になることができ、とても嬉しかったです。自分が感じたような格好良さを今の高校生に伝えたいと思い、全力で演奏しました。演奏し始めは少しアウェイ感があったものの手拍子してくれる人がいたりでとても楽しく終えることができました。自分が高校3年生の時に感じた気持ちを持ってくれる高校生が少しでもいたらいいなと思います。
「Bailey’s」 は2017年夏頃に結成したバンドです。4人とも教育学科で、自分は3年生であり、あとの3人のメンバーは4年生の先輩方という構成で2年近く活動しています。
今年、4月から参加していた「Mudia」というライブグランプリに「Bailey’s」で参加し、見事北海道代表にまで勝ち上がりました。そして、東京の2000人規模のEXシアター六本木というライブハウスでLIVEしてきました。このライブイベントや音楽活動を続けていて得たものは「人との繋がりの大切さ」でした。私たちは楽器が特別うまいわけでもなく、曲がとびきりいいわけでもありません。今まで4人で音楽活動を通じ、関わってきた人達や、先輩後輩、家族や友達、周りの人に支えられてできた東京でのLIVEでした。あんなにも私たちを応援してくれる人がいる、それは普通ではないということに東京でのLIVEを終えて気付きました。だからこそ、応援してくれた人達には感謝しなきゃいけないし、「Bailey’s」の音楽で恩返ししなければいけないなと思いました。
今後、「Bailey’s」はまだまだ大きくなるつもりです。それも「Bailey’s」だけでは大きくなれないのも学びました。だから、周りの人が少しでも「Bailey’s」いいな、応援したいなって思ってもらえるようなバンドになっていきたいと思っています。毎回のステージを、期待を裏切らないようなステージにしていこうと思います。周りの人に支えられているということを忘れず、活動を続けていこうと思います。