教育学科音楽コース3年の石川慎也さんが、3月11日に開催された北海道打楽器協会主催の新人オーディションに於いて最優秀新人賞を受賞しました。
この後、4月1日に埼玉県和光市文化センターでの全日本打楽器連盟主催の「ルディメンツJAPANフレッシュコンサート」で演奏し、さらに、5月20日の「北海道打楽器フェステバル2018」に推薦されます。おめでとうございます!
鈴木しおり
当方のゼミでは、月毎に様々な学外での体験活動を企画しています。多様な体験を通して実践力や企画力、指導力などを培ってほしいと願っています。
今回は3年生が「冬の遊び体験活動」を目的に新篠津村に出かけました。
はじめに、ワカサギ釣りに挑戦。4名ずつ小屋に分かれて…餌をつけ、釣り糸を垂らして、3時間が瞬く間に過ぎ…、ウグイも釣れました⁈戦果は…調理していただき、昼食の箸休め?となりました。
続いて、ジップライン、バナナボート、バギーに挑戦。吹きすさぶ風を物ともせず、活き活きと楽しむ彼らはまさに「風の子」…。凍えそうになりながら、弾ける笑顔を見守るひと時でした。最後に併設のタップの湯でしっかり温まり、帰路につきました。
北国に適した児童の遊びは限られますが、次回は雪山を活用した体験活動を企画したいとのことです…どのような企画が生まれるか楽しみにしているところです。これからも学びにつながる様々な体験活動を模索したいと考えています。
文責:小杉直美
今年度最後のゼミ研修に、3、4年生合同で、近隣の都市の歴史と文化に触れる学外研修に出かけました。目的地は小樽です。小樽駅に15名集合! 早速、小樽駅隣接の三角市場を探検しました。
続いて、小樽市立総合博物館本館に向かいました。小樽駅から手宮口まで30分は歩いたでしょうか・・・。北海道初の鉄道である手宮線、小樽や北海道の開拓に大きく関わった鉄道路線のジオラマや鉄道展示品を通して改めて北海道の交通史を知り、小樽の繁栄をうかがい知ることができました。
次は、歩いて20分程のところにある小樽市立総合博物館運河館へ。小樽市の歴史と自然環境がテーマですが、建物は明治26年に建てられた「旧小樽倉庫」で、北海道では珍しい瓦製のシャチホコ屋根が特徴的でした。軟石を張り巡らせた「木骨石造」と呼ばれる、小樽の倉庫建築独特の様式で歴史的価値の高い建物でした。中庭には雪山があり、そり遊びで、束の間、童心に帰る学生たちの笑い声が響きました。
その後はしばし小樽運河を散策、記念撮影に勤しみました。平日でしたがアジア系の観光客であふれていました。
そして、小樽キャンドル工房にて、キャンドル手作り体験。思い思いの色遣いで仕上げました。完成を楽しみにしながら、北一ヴェネツィア美術館まで足を伸ばしました。
予定していた見学箇所の全ては回りきれませんでしたが、商都として栄えた小樽の歴史と文化に思いをめぐらせた一日でした。未知の町を探検する楽しさを、企画引率する機会に活かしてくれることを願っています。研修後、日暮れとともに4年生を送り出す会が3年生の企画で催され、小樽の楽しい夜は更けていきました。
文責:小杉直美
佐々木ゼミでは、学外活動として恒例の裁判傍聴・模擬裁判、道議会傍聴、旧道庁赤レンガ博物館見学を2月下旬に実施しました。
1. 裁判傍聴
内容はその時によって異なりますが、実際の刑事裁判を傍聴します。今回も、皆、多少緊張した面持ちで傍聴をしておりました。
2. 模擬裁判
実際の法廷を使用し、学生が裁判官、検察官、弁護士、被告、証人となって行うロールプレイングで、所定の位置についてそれぞれの役のセリフを言います。どの役の学生も真剣に臨んでおりました。法廷内の写真を載せることができませんので、紹介できないのが残念です。
活動の最後に裁判所の方にお礼を述べた学生が次のように言っていました。
「生徒指導のゼミで学んでいるため、将来自分が関わる児童を被告席に立たせたくないという気持ちで、教員になっても頑張ります。」
このことこそ、毎年裁判の傍聴を学外活動としている大きなねらいです。
この他にも道議会傍聴、赤レンガ博物館見学をして一日の予定が終了です。朝から夕方までびっしりでしたので、少し疲労もありましたが、小学校教員を目指す学生にとって意義のある体験でした。夕方からは、皆でわいわい食べたり飲んだり交流を深める時間になりました。
佐々木ゼミでは、学内の勉強だけではなく外に出て実体験することを今後も大切にしていきます。
(文責:佐々木 邦子)
北海道道民生活課青少年グループ主催により、教育学科の学生約20名が、本学を会場にグループワークをしました。テーマは、「SNSの利用に起因したトラブル・被害の防止について」です。昨今、SNSによる未成年者の被害が急増している状況に鑑み、若者の視点でトラブルや被害を防ぐ手立てについて話し合うことが目的です。
このユースミーティング参加したのは、「生徒指導論」を履修している初等教育コース、養護教諭コースの2年生です。小学校教諭・養護教諭希望学生が、各々の教職種別でどのような指導をするのが児童生徒を危険から回避させることになるのか話し合いました。その後話し合った内容をグループごとに発表しました。
はじめに警察の方から、SNSに対する注意喚起をパワーポイントでお示しいただき、それを受けて話し合いに入りました。特定のテーマについて、一貫性をもってつきつめて思考をし、そこから自分たちの考えを導き出すのはそれほど簡単なことではありません。それだけに参加学生にとっては、とてもよい体験になったのです。
(文責:佐々木 邦子)
現在幼児教育コースの2年次のみなさんは、今年8月からの教育実習先も決まり、園にご挨拶に伺っているところです。さて、先日、ある学生に教育実習に向けてどのような準備をしているか聞いてみたところ、見せてくれたのが、このノートです。
まだ見ぬ子ども達のために、いまできることを精一杯やっています。素晴らしいです。
この取り組みが、あまりにも素晴らしいので、本人に発展として、この本を紹介しました。この取組をしたのは古賀さんです。
その時の本を見る表情〜このことを「目を輝かせて」というのですね。
なお、この本は 絵本を使って 子ども達に直接的に何かをさせるための参考書ではありません。
子どもが「遊ぶ」ということの本質をとらえて、構成されています。
ですから「絵本から広がる遊びの世界」なのです。
(山崎正明)
音楽コース3年生の川上伸一くんは、昨年の12月に東京かつしかシンフォニーホールで開催された「第27回 日本クラシック音楽コンクール」に於いて、声楽部門大学男子の部で1位無しの2位に輝きました。
当日はドニゼッテイ作曲「レオノーラよ、おいで」を独唱し、審査員から高い評価を得るなど優秀な成績を修めました。
鈴木しおり
教育学科音楽コースの第1期生による「第1回卒業演奏会」を、2月11日(日)14時30分より、北方圏学術情報センターポルトホール(札幌市中央区南1条西22丁目1−1、東西線「西18丁目駅」1番出口から徒歩7分)で開催いたします。ピアノ、管楽器による独奏を卒業生全員が、4年間の学びの成果として披露いたします。入場無料ですので、是非、お聴きください。
毎年恒例の3・4年合同のゼミ研修を、2017年12月に実施しました。
今年は稚内市立声問小学校を中心として、稚内市教育委員会、稚内北星学園大学の訪問が目的です。
声問小学校では、児童の皆さんと体育館で対面をしたのですが、自己紹介で学生が代わる都度、児童の皆さんは元気よく挨拶を返してくれ、とても清々しい印象です。その後、1・2年、3・4年、5・6年の複式授業を参観いたしました。児童の皆さんがしっかり勉強に取り組んでいたことと担任の先生の授業展開のすばらしさに圧倒された次第です。昼休みには給食や清掃を共にし、体育館で鬼ごっこをして汗を流したのも子供が好きなゼミ生にとって嬉しいひとときでした。
また、校長先生と教頭先生からご講話を賜り、担任の先生たちからは複式授業のことや教員としてのお考えなどを伺って、教職を目指すゼミ学生は大きな刺激を受けました。
声問小学校の校長先生をはじめ、先生方、児童の皆さんには、有意義で楽しい時間を過ごさせていただきましたこと感謝いたしております。
稚内市教育委員会の訪問では、教育長様から稚内市の教育についてお話を伺いました。学校と地域のつながりをとても大切にされている点が強く心に残っております。
稚内北星学園大学の訪問では、数学教育のご専門である澁谷久教授の特別講義を受講いたしました。児童を授業に引きつけるための方法をいくつか体験させていただきましたが
ビリヤードの道具である“キュー(cue)”に因み、授業時の導入方法を“キュー”と呼ぶのは、澁谷教授の豊かな発想の表れであるように感じました。
ノシャップ岬、寒流水族館、防波堤ドームなど稚内市の特徴的な場所を訪問したことも、北海道の一つを知るよい学習になりました。これらの体験は、学生が将来小学校教員になったときの“ひきだし”の多さにつながることでしょう。
ご親切にご対応くださった稚内市の皆様に心より感謝を申しあげます。
(文責:佐々木 邦子)
東洋経済新報社の「東洋経済 オンライン」で、「教員就職者が多い大学トップ200ランキング」が発表されました。
発表されたランキングの道内のベスト3を拾ってみました。
北海道1位は、北海道教育大学(全国3位。札幌・旭川・岩見沢・釧路・函館の5校あわせて)
北海道2位は 北翔大学(全国80位)です。ちなみに北海道3位は 北海道大学(全国157位)です。
北翔大学は私立大学では全道ナンバーワンです。今、北翔大学教育学科の学生の意識はどんどん高まってきています。2月には「教員採用試験対策講座」が開催されます。
来る1月13日(土)15:00から、北方圏学術情報センター・ポルトホール(札幌市中央区南1条西22丁目1-1、地下鉄東西線「西18丁目」駅1番出口から徒歩5分)にて北翔大学ピアノスタジオ企画による《第12回新春コンサート2016》を開催いたします。
北翔大学の学生・教員が、地域の皆さまと音楽を通して新年の慶びを共に祝うコンサートも、このたび12年目を迎えることができました。今回も、クラシックやポピュラー・ジャズなどジャンルを問わない音楽を、親しみをもってお聴きいただけるプログラムです。
毎回、非常勤であるピアニストの新堀聡子先生、ジャズピアにストの南山雅樹先生、サクソフォーンの永留淳也先生も素敵な演奏を披露してくださいます。
入場無料ですので、どうぞお誘い合わせの上、お気軽にお越しください。
※ 「北翔大学ピアノスタジオ」:北翔大学ピアノサークル“Clavier”とその顧問である鈴木しおり教授の「ピアノ・声楽(教育学科音楽コース)」ゼミのメンバーの総称です。
文部科学省が学習指導要領について「中央説明会」と言うものを開催しています。その時の説明会資料が文部科学省のwebサイトでPDFで公開されています。もちろん、ダウンロードも可能。先生を目指す学生の皆さんにとっては必読の内容です。なお、以下に、その一部を紹介してしておきます。
造形活動を中心にしている山崎ゼミでは、北見北光幼稚園に、いってきました。
山崎研究室で進めている「キミのアトリエ」を幼稚園で展開するというものです。
北光幼稚園の吉田耕一郎園長は北翔大学の講師でもあります。講義に魅力を感じた学生がぜひ北見にいってみたいということからはじまりました。
(写真の掲載については北見北光幼稚園様の了解を得ています)
上の写真は「キミのアトリエ」の様子。年長さんを対象に。あっという間の時間でした。日常の自由遊びの中でも探究心が育っているのでしょう。こうした活動も積極的にどんどん取り組んでいました。さすがです。
下の写真は、外遊びの様子。今年できた庭ですが、遊びこんだ痕跡がたくさんあります。
《関連サイト》
⭐︎幼児の日常的な活動で見せるその行為の意味を発見する楽しさ
(山崎正明)
今回は「北見北光幼稚園」の他にレッジョエミリアの教育方法をとりいれている「北見幼稚園」さんに伺い、どのような取り組みをしてるか学んできました。
小林牧生園長先生からはプロジェクト活動などにつてもレクチャいただき、ありがたいことでした。
10/27〜29の日程で、学会参加を第一目的にゼミ研修に出かけました。教育へのICT活用を考える「PCカンファレンス北海道2017(10/28、29、於
室蘭工業大学)」に参加するとともに、ゼミ生が研究発表をしてきました。学会の企画には小学校でのプログラミング教育導入に関するワークショップなど魅力的な学びがあり、3,4年生ともに有益な時間となりました。
4年生は特別支援学校での教育実習終了翌日にもかかわらず、学会に駆けつけました。
3年生は前期に取り組んだ情報モラルに関する考察をさらに深めて、学会発表にのぞみました。8月末から9月中旬にかけて小学校での教育実習もありましたが、原稿執筆や発表準備と果敢に挑みました。
タイトルは「初等教育における情報教育と教師に必要な資質・能力-教職課程履修学生の視点から-」です。
発表当日は、4年生の熱い熱い応援を受けて、心強かった様子です。
3年生は、現地に着いてからも、夜を徹して発表の仕上げに余念なく、見事な集中力と団結力を発揮していました。
本研修初日に「博物館等の学校教育への活用」という視点で企画した登別マリンパークニクスにおける「学び」が功を奏したのでしょうか…。研修を通して、相互理解が深まったようです。
ゼミでは、広い視野と柔軟な思考力、問題解決力を身につけることを目指しています。
これからもアクティブな学びを模索していきます。
(ゼミ担当:小杉直美)
第5回を迎えた「恵庭高校吹奏楽部定期演奏会」(恵庭市民会館第ホール)にゲストソリストとして本学4年の伊藤くんが出演しました。
J.カーナウ作曲のコンチェルトを高校生と共に共演。滅多に聞くことができないチューバの独奏を多くのお客さんに楽しんでもらいました。
(音楽コース 千葉圭説 准教授)
おかげさまで北翔大学の教員採用試験の合格率は年々伸びており、「教育の北翔」と言われるようになりました。
学科教員も学生も一体となって努力しているからこそとだと思っています。
写真は「小学校教育研究3」という講義の様子です。
現代の様々な教育課題に、どう取り組むかをテーマに討論しながら学びを深めています。
この写真は学んだことをまとめている場面です。
こうした経験が将来い生きて働く力となります。
学生の皆さんがお世話になっている「保健センター」手書きのお知らせのように「あたたかい」存在です。
11月1日から1週間は「図工美術の日」です。公式なものではありませんが、教育学科の山崎正明が提唱しているものです。主旨は以下の通り。
「図工美術の日」とは、
よりよい図工・美術教育の在り方考えると同時に、その価値を多くの方に伝える日です。そして私たちはよりよい授業を目指します。それは子どもの幸せのためです。この日が、子どもにとっても楽しみな日にしたいと願っています。
そこで今回は、北翔大学1年生が、これまでの受けてきた講義を踏まえながら視聴した「トントンギコギコの図工の時間」の感想を紹介さえていただくことにしました。
先生の卵たちの声を 多くの人に知ってほしいと考えました。今年の3月までは高校生でしたが、子供へのあたたかい眼差しが感じられます。普段の講義の感想で、特別に書いたものではありませんが、大学生も様々なことを学び取っています。なお、全文の紹介ではなく、一部です。
◯自分で思っていることを素直に表現できるということを、子供の時に伸ばしておくべきことだと考えます。何も作品だけが表現力ではありません。作品を作っているときに笑顔になったり、切ったときに出る音でリズムを取ったり、色塗るときに体を動かしたりなどその過程の中でも子供の良いところをたくさん見つけられます。だからこそ絵がうまい、下手で評価するのは私は間違っていると思います。大事なのは作品を作り終わった最後だけではなく、何を作りたいか考え、行動すると言うすべての流れだと考えるからです。
◯この映画を見て印象に残っているのは子供たちの事項に対する真剣な表情です。一人一人作るものは違っていたけど、それぞれがそれぞれに表現することを楽しめているように感じました。この図工の時間は自然に触れることを大切にしていると感じるし、向き合って友達の作品に触れたり、助け合える環境があり、自己の技術だけではなく、心(感性)も育つ授業なのではないかと思いました。
◯終始笑顔でみんな楽しそうだった。子供の想像の能力は楽しむと言うことが関係しているのではないか。楽しいからこそ想像が膨らみ楽しいし、楽しいから真剣に考える、そうではないのだろうか。先生が「見つけながら作っていく」と言っていたが興味関心楽しさがあればやるのでは。
◯「見つけながら作っていく」すごく良い言葉だと思う。図工だけではない。悲しいとき、悔しい時、嬉しいとき、どれもその中から何かを見つけて自分を作らないとダメなのかもしれない。
◯私は美術や図工に苦手意識があって、困ったらすぐ先生に聞きに行って、やってもらったりしていました。ですが今思うと先生に頼りすぎていたと思います。やりたいことが決まっていて、でもそれができない時は頼ってもいいと思いますが、私は発想さえも頼っていた気がします。自分だけの作品で先生の作品ではないので、私は先生になったらその子らしさ、その子の思いを大事にして、やり方のアドバイスはしますが、子供の作品が先生の先にならないようにしたいです。苦手意識があって発想の段階から困っている子がいたら私の意見を言うのではなく、私がその子の引き出しをあけるようにしたいです。
◯階段や外に展示することでクラス内だけではなく他のクラスの子供も「やってみたい」と思わせる効果があると思いました。私が教師になったら、小学生にしかできないのびのびと自分を表現することができ、個性を最大限に生かすことができるような授業を作りたいです。
◯タワーやトラックに小さい人間を作って置いているのを見て、自分がしてみたかったり、自分の分身なのかもしれないと思った。
◯内野先生の授業では、自分で使いたいもの集めてくること、試行錯誤すること、一生懸命向き合うこと、助け合う事と、どれも生きるためには必要なことを自然と身につけてことのできる授業だと思いました。「生きる力」とはこのように身に付いていくのだと、感激しました。
◯先生の指導によって子供の力がこんなにも伸びるのは凄いと思いました。私には子供が喜ぶ授業するのは難しいなぁとも感じましたが、参考にできる場面もたくさんあったので応用していきたいです。
◯自分の好きなこと、やりたいことを思いっきりする時間が小学校生活の中で宝物のようなものだったのはないかと感じ、改めて図工を通して自分を表現し、発見することが大切だと思いました。作品を作ることを通して自然とやっていた「想像する」という力を図工の中で身に付けることができるんだということを学んだので、子供たちが想像する、考えるということを大切にした授業づくりをしていきたいと思います。
◯図工の技術向上はもちろんだが図工的思考も一緒に成功して成長しているような気がした。
◯私も子供を笑顔にする授業ができるようになりたいと思った。
◯教師が成果を示すわけではなく、子供たちに模索してもらって答えにたどり着く方がためになると感じた。
◯映像に見入ってしまい子供たちがどのようなことを考えて、作品作りに取り組んでいるかが気になることが多々ありました。
◯卒業制作になると寂しそうな顔がちらほら見えてきて、やっぱり子供たちは正直なんだと思いました。子供たちの作品ひとつひとつにはたくさんの気持ちが入っているんだと心が温かくなりました。
◯子供たちの真剣な熱い先は大人と変わらない大人以上の魅力がありました。出てきた子供たち全員が輝いていて図工の時間は一人ひとりにとって大切な時間であり私もその時間を提供できる大人になりたいと強く感じました。
◯よく親が「家の子じゃ無理」と言ったりするが、それは本当に良くない発言だなぁと思いました。どんな先生になりたいのかどんな親になりたいのかっていうのが、このビデオ見て深く考えさせられました。
《講義を行なっている山崎の感想》
これまでの講義の中でも、北翔大学の学生たちは 幼児や小学生、中学生の造形表現や図工美術の時間の見せる姿を、真剣にあたたかく見てくれました。子供達の姿に思わず涙が出てきたという学生いたり、講義の後に感想を聞かせてくれる学生がいたり…。そして「講義」の「振り返り」に書かれた言葉に、未来を感じます。そこには、子供のために何をすべきかどのような先生になりたいかを真摯に考えている教師の卵がたくさんいることを実感できるからです。
《関連サイト》
教育学科音楽コース1年の板倉貴徳さんのボランティア活動の紹介をします。
板倉さんのメッセージを読んでください。
「12月17日(日)19時開演、札幌市教育文化会館大ホール「チャリテー 子どもミュージカル 三つの森」がチルドレン・レスキュー・ミッションの主催で開かれます。
「チルドレン・レスキュー・ミッション」は、行き場のない子どもや親から虐待を受けている子どもたちを児童相談所等より引き取り育てている働きをしています。
ぜひ、多くの方にこの活動を知っていただき、このような子どもたちに救いの手を差し伸べてほしいと、このミュージカルを上演して今年で30回目を迎えています。」
板倉さんもこの働きに協力したいと、日々、チケットの売り上げ向上に頑張っています。」
(鈴木しおり)
以上、よろしくお願いいたします。
鈴木しおり
音楽コース7期生の岡嶋修平さんの言葉を紹介します。(鈴木しおり)
「大学卒業後、倉庫業の仕事をしながら音楽活動を続けていました。「音楽に関わる仕事がしたい」という思いは変わらず、昨年7月に中島公園にある「札幌コンサートホールKitara」の職員として働き始めました。
自然に囲まれた環境と高い音響設計から「世界一の音楽ホール」と高い評価を得ているKitaraは、年間を通して国内はもちろん海外からもアーティストを迎え、コンサートを実施しています。さらには地域、大学との連携事業などでのコンサートも多く、地域や人とのつながりが大きく感じられる仕事です。
今年の7月4日にKitaraは開館20周年を迎えました。市民のみなさまに、音楽を楽しんでいただく機会をもっと提供できるように、ホール職員として貢献していきたいと考えております。」
ゼミで学んだ作曲は、卒業してからも続けていました。さすがにこのスキルを使う出番はないと思っていましたが、ソフトを使ってCDの編集をする作業もあり、今の仕事に役立っています。
力を入れてやってきた事は必ず役に立つし、報われるものだと感じました。
岡嶋修平
三浦ゼミのゼミ長 松田亮太郎くんが「おもしろ算数教室」について書いてくれました。
「三浦ゼミでは、10月上旬から11月中旬にかけて毎週土曜日に主に江別市内の小学校の子どもを学校に招待し、90分(45分×2)の算数教室を行っています。私は、そのゼミ活動を2年生の頃に見学に行き大きな魅力を感じて三浦ゼミへの希望を出しました。
内容としては、学生が主体となって授業、設営、運営、保護者への対応をしています。もちろん授業の内容もゼミの学生が決めています。2年間の活動を通して感じるのは、まず教員を目指す学生として教育実習以外の機会で実際の子どもを相手に授業ができる喜びと、子どもを想定した模擬授業では得られない気付きがあることです。おもしろ算数教室の目的としては、算数嫌いの子どもが多い現状に対し「算数って面白い」「計算するだけが算数の面白さではない」と気付いてもらうための活動です。なので、学校で行う教科書に出てくるような内容の授業だけではなく、数字を使ったカードゲームや最短何回で完成させることができるかを考えるパズルといった学校とは少し違った視点の授業も展開しています。
私も来年の3月には卒業してしまいますが、昨年教員採用試験に合格し現場で活躍する先輩が算数教室のメンバーとして参加するなどの動きも見え始めています。勉強が嫌いな子どもの興味を授業に向かせることや、オリジナルの単元を0から考え実際に子ども達に授業を受けてもらうなど貴重な経験をしたことで、指導力や子どもを理解する力が養われたと思います。来年から現場に出ることになりますが、この2年間の経験を活かし現場で活躍したいと考えています。そして、現場で学んだものを来年頑張るメンバーに受け継いでいきたいです。興味がある方は是非、見学を。三浦ゼミ室で待っています。」
北翔大学 教育文化学部 教育学科4年
三浦ゼミナール長 松田亮太郎
10月13日羽幌高校で出張講義を行って来ました。
職業としての「教員」というテーマで 1,2年生15名とした授業をしてきました。
教員志望の動機、教員の仕事、教員免許を取得するには等について、生徒と対話をしながら進めました。
生徒の皆さんは、大変熱心でした。
(二宮 孝行)
11月4日の「ブラタモリ」で、北海道が登場するだけでも嬉しいのに、そのガイド役が横山先生!
右NHKWebサイトのスクリーンショットですが、いつもの横山先生の笑顔が写っています。
楽しみです。
予告編の動画もぜひご覧ください。
《関連記事》
この写真は月曜の5時間目(午後4時半からはじまる90分の講義)の様子です。保育についての記録映画を見ているところです。外はもう暗く、ちょっと疲れてくる時間です。でも、素晴らしいのです。学生が。
映像に映し出される日々の姿を初等教育コース初等教育コースの2年生の皆さんが真剣に、そしてあたたかく、やさしい目で見ています。
ここにいる学生がこれから先生になっていくかと思うと教育に対して期待を持てます。
この短時間の間にワークシートやメモの内容や振り返りにの充実していました。比較的人数の多い講義でしたが、指名ではなく、自由発言をしてもらいましたが、その発言内容も広がりや深まりを感じました。ついつい学生の姿に心動かされこのような記事を書いてしましました。北翔大学の学生、素晴らしいです。
(山崎正明)
10月21日に北翔大学で開催した「面白算数教室」に、 OBの愛馬聡さんが、森町から車で4時間かけてやってきてくれました。現在特別支援の学級を担任しています。今回は、「面白算数う教室」のことを振りかえって、その思いを書いていただきました。
「私は今小学校の先生として働いています。勤めて半年ほどですが「おもしろ算数教室」で経験した事は自分自身の大きな財産になっています。児童との関わりかたや実際の授業から得たことが今の現場でも生かされているなとふと思う時があります。
面白いと感じられる授業をすることはとても難しいですが、どんな授業するか一生懸命考えることで先生としての力が身に付いたと思います。
後輩たちにはこれからも児童に「面白い」を伝えていけるように頑張ってほしいです。
また、自分自身もおもしろ算数教室で得た経験を生かし真剣の中にも面白さを感じられる授業づくりに努めていきたいと思っています。」
愛場 聡(森高校出身)
「おもしろ算数教室」を終えて、すぐに今日の振り返りが始まりました。
今日の成果や課題は?
食事を取りながら和やかな雰囲気の中にありながらも、真剣で充実した会がもたれていました。
このような会が学生の力で、企画運営されています。より良い教師を目指すこうした学生たちの自主的な営みは北翔大学教育学科の宝とも言えるものだと思います。
幼児教育コースでは、1年生では10月・14日〜15日にかけて宿泊研修に行ってきました。
1日目はネイパル深川で、2日目はアルテピアッツア美唄で行いました。
1年生の意欲的な活動ぶりが光っていました。これからが楽しみです。
音楽コース3年、ユーフォニアムを専門とする藤澤世良(芽室高校卒)が10月10日、札幌市サンプラザホールで行われた北海道大会で見事、全国大会への出場権を得ました。
8月に行われた旭川と札幌で行われた地区予選を勝ち抜いた金管、打楽器の奏者による今回の大会では学生のみならず若手音楽家が挑戦するコンクールの一つでありプロへの登竜門の一つとされています。
本学からの全国大会選出は3年連続となりこれまで、サクソフォン、ホルン、ユーフォニアム、チューバ、打楽器を学ぶ学生たちがこのコンクールで優秀な成績をのこしています。
(指導教員:音楽コース准教授 千葉圭説)
先日10月7日、佐々木ゼミでは恒例の道立近代美術館で絵画鑑賞をいたしました。ゼミ生全員が小学校教員を目指していますので、将来、児童に本物を見せる大切さを体験してほしいと考え、毎年特別展の鑑賞を実施しています。
今年はゴッホ展です。3年生7名、4年生5名(2名欠席)、佐々木の計12名が参加しました。学生の感想は、好きだった作品があって嬉しかった、美術部経験者は専門的に描画手法をまじかで見て感心した、日本との関りがわかったなどと様々です。
そのあとは、「3年生の教育実習お疲れ様」、「4年生の教員採用試験・特別支援学校教育実習のお疲れ様・卒業論文頑張って」を盛り込んで、みんなで食べたり飲んだりしながら、わいわい楽しい時間を過ごしました。
ゴッホに関する思い出を一つ。小5の夏休み、宿題の感想文にゴッホと弟テオとの兄弟愛を書きました。昼休みに放送で流すことになった時、偶然私が当てられ、緊張しながら読んだ経験があります。声がぶるぶる震えました!
大学は、自分の夢を求めて学習面、学外活動面共に充実した青春を送ることができるところだと思います。大学で学ぶことの幸せをかみしめて頑張ってほしいと、ゼミ生のみならず学生全員に対して望んでいます。
(佐々木邦子)
札幌ゆたか幼稚園に勤務している卒業生の池田麻美さんからのコメントです。
「幼稚園教諭4年目です。現在は年中4歳児の担任をしています。日々、子どもの笑顔に元気を貰いながら、成長を見守れることのできる幼稚園教諭という職業に就けて幸せです。まだまだ子どもと一緒に成長し、試行錯誤の毎日ですが、喜びや充実感は人一倍感じられていると思います!
毎年ですが、「泥団子」に夢中な子ども達!初めは、力加減がわからず崩れてしまったり、なかなか綺麗な丸にならなかったり…。ですが、作り方の絵本を見たり、周りの友達に聞いたりしながら、何度も挑戦しています!作っていくうちに砂の性質の違いや、布で磨くタイミングなど、自分なりに考えながら作る子も増えてきました!何日間もかけて作る子どもの集中力にはいつも驚かされます!!
遊び1つにおいても、成長の場面がたくさんあります。園全体でも、『環境のあり方について』日々教職員で話し合いを重ねています。
今後も、子どもの興味や関心など、色々なアンテナを伸ばしていけるような環境作りを考えていきたいと思います!
9/30に第8回現職教員研修会が開かれました。
現在教員をしている本学の卒業生に向けて、教職センターが企画された研修会です。小中高の教員、養護教諭、保育士、幼稚園教諭をしている現職の卒業生が全道から参加してくれました。年代や学校種に関わらず、活発な情報交換を行い、つながりを深めていました。
教育学科の先輩は、現職の養護教諭、小学校教諭が複数参加していました。なかでも、教育学科の前身である学習コーチング学科の卒業生は、5名参加。苫小牧市、石狩市の小学校勤務の2名の先生に加えて、今年の3月に卒業したばかりの旭川市、岩見沢市の小学校で勤務している3名(写真)です。
近況を聞くと、日々、勉強とのことです。授業や指導の中で、力不足を痛感し、少しでも知識を得たいと今回の研修会に参加したそうです。講演会ではとても考えさせられ、学校種別の研修では、年長の先輩や本学の諸先生から有益な情報やアドバイスをいただいたそうです。「たくさんお話ができたので、参加してよかったです。来年も参加したいです。」とのこと。
こうして大学に足を運んでくれることは本当に嬉しいことです。卒業して半年で、発言がすっかり先生らしくなった彼らが頼もしくもあり、また、懸命に頑張っている様子も垣間見えました。お互いに教育にかかわる身として切磋琢磨して行ってほしいものです。彼らに続く人材を丁寧に大切に育てたいと改めて思いました。来年はより多数の卒業生が集まってくれることを願い、懇親会での一コマをお届けしました。(小杉直美)
大学祭に遊びに来た卒業生2人が、教員バンド演奏を聴いて声をかけてくれました。そして近況報告と後輩へのメッセージをくれました。在学中に努力してきたことや、取得した免許・資格を生かして、卒業生達がやり甲斐のある仕事をしていることは私達の喜びです。(伏見 千悦子)
*以下、卒業生からのコメントです。
「北翔大学を卒業し、教員生活4年目を送っていて、今は札幌市内の小学校で特別支援学級の担任として勤務しています。
子ども達ひとりひとりのことを考えながら、それぞれのニーズに合わせてかかわることは大変ですが、成長が見られとてもやりがいを感じています。
また、大変な時には、同じ職場の先生方からアドバイスをいただいたり、助けていただいたりと、とても暖かい職場だと感じています。
子どものたちの成長を感じながら、私も共に成長していけるよう頑張っています!
大学時代は、様々な困難がありましたが、大学の先生方や友達に助けられました。今でも、ゼミの担任だった木下先生をはじめ、たくさんの先生方や友達に感謝しています。
〈後輩の皆さんへ〉
皆さんも周りの人を助け、助けられながら充実した大学生活を送ってください!」(中川元貴)
「本学を卒業してから、札幌市内の2校の特別支援学級で勤務してきました。
特別支援学級では、主に担当する学級で子ども達それぞれに勉強を教えることもあれば、交流学級と言って、何かの行事や給食などの時間に通常学級に行って、より沢山の児童とかかわることもあります。
初めての勤務のときは不安でいっぱいでしたが、周りのの先生方に色々とサポートしてもらい、頑張ることができました。子ども達から「できた!」「わかった!」と言ってもらえたときは本当に嬉しいですし、子ども達の頑張りが、自分自身を成長させてくれます!
〈後輩の皆さんへ〉
迷うなら行動するべし!」(丸岡大地)